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対応材料一覧

当社で実際にペレタイズを行い、安定して加工可能だった材料と、加工が困難だった材料をまとめました。製品導入のご検討や、ご使用時の素材選定の参考にご利用ください。

ペレタイズ実績のある材料
汎用プラスチック
PPポリプロピレン
PSポリスチレン
PEポリエチレン
ABSアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
PMMAアクリル
エンジニアリングプラスチック
PBTポリブチレンテレフタラート
PCポリカーボネート
POMポリアセタール
ペレタイズが困難な材料
汎用プラスチック
PVBポリビニルブチラール
セルブレンPP/セルロース繊維
エンジニアリングプラスチック
PAナイロン
PETポリエチレンテレフタラート
TPE熱可塑性エラストマー
TPU熱可塑性ポリウレタン
スーパーエンプラ
LCP液晶ポリマー

上記に記載のない材料についても順次テストを実施し、情報を更新してまいります。

材料の対応可否に関する参考情報

以下ページでは、卓上ペレタイザー「CONERI」のご使用に際して、樹脂材料の対応可否や加工性を判断するための参考情報をご紹介しています。

「CONERI」は汎用性の高い構造を備えており、さまざまな熱可塑性樹脂に対応可能ですが、材料の種類や条件によっては押出や切断に支障をきたす場合があります。そこで、結晶性や流動性、材料の形状など、ペレットの加工性に影響を及ぼす要素を項目ごとに整理し、これまでの加工実績をふまえて、注意点や対応限界について解説しています。

ペレタイズ不良の発生例

ここでは、実際のペレタイズ中に見られた、ペレタイズがうまくいかない代表的な事例を紹介します。

ストランドが切断できない

TPE のように柔軟で靭性が高い材料は、カッターから材料が逃げてしまい、切断できない場合があります。

該当する材料や配合例

TPE

ストランドがローラーに引っかかる

繊維状のフィラーが高濃度で混練された材料は、押出後にストランドが毛羽立ち、ローラーに引っかかってしまい安定して送出できない場合があります。写真は、PP にセルロース繊維が 40% 混練された材料を押し出した例です。

該当する材料や配合例

セルブレン(PP/セルロース繊維 40%)、その他、繊維状フィラーの配合材

ストランドが真っ直ぐに押し出せない

結晶性プラスチックは融点を境に粘度が急激に変化すること、収縮が大きいことなどから、ストランドを真っ直ぐに引けない場合があります。ただし、結晶化の挙動は種類や添加剤の有無などで大きく左右されるため、同じ結晶性プラスチックでも問題なくペレタイズできる場合もあります。

該当する材料や配合例

PP、PE、PA、PET


「CONERI」の購入を検討されているお客様に向けて、見学予約を受け付けております。購入前に製品を直接ご覧になってしっかりと確認したい場合に、ぜひご利用ください。

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