【終了しました】高機能素材Week 東京展「サステナブル マテリアル展」に出展しています。
本イベントは終了いたしました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
株式会社オリジナルマインドは、2025年11月12日(水)~ 14日(金)に幕張メッセで開催される「第16回 高機能素材Week 東京展」内の「第5回 サステナブル マテリアル展 - SUSMA -」に出展しています。
目次
「高機能素材Week」とは
- 2024年11月 東京展のようす
「高機能素材Week」は、先端素材の開発・加工・成形・評価に関する最新技術が集結する、世界最大規模の展示会です。「サステナブル マテリアル展」「高機能プラスチック展」「接着・接合EXPO」など、素材の種類や加工技術に応じた複数の専門展で構成されており、ものづくりの最前線を支える技術が集まります。東京・大阪・名古屋でそれぞれ年1回ずつ開催されており、今回は東京での開催です。
専門展「サステナブル マテリアル展」
今回、当社が出展する「サステナブル マテリアル展 - SUSMA -」は、環境に配慮したサステナブル材料と、その製造やリサイクル技術に特化した専門展です。 会場では、化学メーカーが開発した新素材の展示や、産業機械メーカーによる最新のリサイクル機器の展示など、サステナブルに関する幅広い分野の最新技術を体感いただけます。
開催概要
開催期間
開催期間
2025年11月12日(水)~14日(金)
10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場
会場
ブース番号
ブース番号
34-32
入場方法
入場方法
入場には事前に登録が必要です。
公式ページから 来場登録 してお越しください。
ブースへの経路
幕張メッセ入口に立て看板があります。ホール 6 の入場ゲートを目指します。
正面入り口横に発券機があるのでそこで受付を済ませます。もしくは、事前に発券できていればそのままゲートに進めます。
ホール 6 の入口から入って、エスカレーター(階段)を降ります。
「METAL JAPAN 高機能金属展」の案内ボードに向かって広い通路を進みます。
案内ボードの下で右折します。
右折後、2 本目の通路を左折します。
「6 ホール 34 - 32 」の当社ブースに到着します。
出展の趣旨
環境問題への意識が社会に定着し、ものづくりに携わる多くの企業では従来の材料から環境配慮型のサステナブル材料への転換が求められています。新しい材料の研究開発には数多くの試作が欠かせませんが、実際の現場ではコストや設備面の制約により、自由に試作できないケースが少なくありません。新材料によるものづくりが必要とされている状況でありながら、技術者や研究者が思うように挑戦できない環境は社会にとっても大きな損失につながると私たちは考えています。このような背景から、私たちは「卓上で極める射出成形」をコンセプトに、卓上射出成形機「INARI」を開発しました。
射出成形は家電・自動車・医療機器・日用品など幅広い分野で使われている、現代のものづくりに欠かせない技術です。しかし、従来の射出成形では大型の設備や金型の発注が必要です。そのため、前例のない材料の使用による設備の故障のリスク、少量での製造の難しさ、金型発注にかかるコストなど多くの課題があり、気軽に試作ができない状況でした。
卓上サイズの切削加工機である「KitMill」で金型を加工し「INARI」で成形すれば、射出成形の一連のプロセスが、その日のうちにその場で完結します。気軽に射出成形ができる環境があれば、新材料を使った試作もすぐに行うことができ、技術者がためらうことなく新しいアイデアに挑戦できます。さらに今年 8月には同コンセプトに基づき、新たに卓上ペレタイザー「CONERI」を発売しました。「CONERI」は、射出成形に使う樹脂ペレットを、少量からその場で試作できる機械です。「KitMill」と「INARI」が実現する" 気軽に射出成形ができる " 環境に、「CONERI」がもたらす " 気軽な材料開発 " の要素が加わったことで、自由度の高い試作環境をより広範に提供できるようになりました。
新しい材料の研究開発に取り組む研究者や技術者たちに、今よりももっと自由な試作環境を届けることで、未来のものづくりにともに貢献していきたい。その想いから私たちは「サステナブル マテリアル展」に出展いたします。
- 2025年5月 大阪展 当社ブースのようす
ブースの展示内容
展示コンセプト
「ひらめく」と「つくる」の距離を もっと、コンパクトに。
ものづくりのアイデアは、ふとした瞬間にひらめいては消えてゆく儚い泡のようなものです。それを確かなカタチにするためには、発想から試作までの流れが、もっと自由で、もっと気軽なものであるべきだ。私たちはそう考えました。
そこで、射出成形のプロセスを卓上に凝縮。材料となる樹脂ペレットを造粒し、型を削り出し、 射出成形によってカタチにする―。卓上サイズの工作機械たちが連携することで、研究室やオフィスの小さなスペースでも、その日のうちに試作が完結します。
「卓上で極める射出成形」。その思想から生まれたコンパクトな環境が、「ひらめく」と「つくる」の距離を縮め、創造の自由と新しい可能性をもたらします。
展示予定の製品と加工サンプル
本ブースでは、新製品である卓上ペレタイザー「CONERI」をはじめ、ご好評をいただいている卓上射出成形機「INARI」シリーズ、そして安定した性能と確かな切削力で支持される卓上CNCフライス「KitMill」シリーズを展示し、加工実演を行います。また、各機種による加工サンプルもあわせて展示いたします。以下では、展示予定の各製品についてご紹介します。
卓上ペレタイザー CONERI CN-3035A
「CONERI」は、樹脂の混練、押出、造粒までを 1台で実現する卓上サイズのペレタイザーです。従来であれば別々の機械を要する 3つの工程を、「反転L字型」の独自構造によってコンパクトな 1台に集約しました。
本体が小型のため、わずか 100g 程度の材料があればペレットの製造が可能。必要な分だけを効率的につくることができ、試作時の材料のコストを最小限に抑えられます。さらに、メンテナンス性に優れた構造設計により、残留樹脂の除去や材料の切り替えが短時間で行えます。これにより、限られた時間の中でも、配合や調色のバリエーションを自在に試すことができます。
展示では「CONERI」によるペレットの調色を実演します。調色したペレットは加工サンプルとしてご覧いただけます。
- 2025年5月 大阪展での調色実演のようす
「CONERI CN-3035A」の加工サンプル
「CONERI」でキーキャップの調色、「INARI」でキーキャップを射出成形、「KitMill CL200」でプレート部分の切削加工と基板加工を行った、完全オリジナルのキーボードです。
PS + 合成マイカ 15wt%、ABS + PC + ガラス繊維(比率 6:3:1 )、PP + 黒鉛 20wt%、PS + ドライカラー 0.01wt% と 0.05wt%、PS + ドライカラー 0.1wt% の混練 1 回と 2 回の混練加工をしました。ブースではペレットと、短冊試験片の成形品として展示します。
もっと詳しく「CONERI CN-3035A」について知りたい方へ
「CONERI CN-3035A」の詳しい仕様や、各サンプルの詳細を製品ページにてご紹介しております。導入をご検討の際の参考として、ぜひご覧ください。
空圧式射出成形機 INARI P35
「INARI P35」はエアシリンダを駆動源とする卓上サイズの空圧式射出成形機です。簡単なハンドル操作とスイッチ 1つで、誰でも高品質な成形が可能。約 2トンの加圧能力と最大 320°C の加熱温度を実現し、ポリカーボネートを含むエンジニアリングプラスチックや、流動性が低く成形に高い圧力が必要とされるサステナブル樹脂など様々な素材に対応します。研究開発における試作用途から、新素材の成形テスト、プロダクトの少量生産まで、ものづくりのあらゆる可能性を拡張していきます。
展示では、「INARI P35」を使用して「フォーク」の成形を実演します。成形品は、サンプルとしてお持ち帰りいただけます。
- 2025年5月 大阪展での成形実演のようす
「INARI P35」の加工サンプル
もっと詳しく「INARI P35」について知りたい方へ
「INARI P35」の詳しい仕様や、本ページでは紹介しきれなかったサンプルも製品ページにてご紹介しております。導入をご検討の際の参考として、ぜひご覧ください。
手動式射出成形機 INARI M06/M12
「INARI M06/M12」は、卓上で静かに成形と向き合うことができる、コンパクトサイズの手動式射出成形機です。高い機能性とメンテナンス性を実現する独自の射出方式や、型への負担を軽減する設計など、従来の射出成形機のしくみを一から見直し、卓上での手動による射出成形に最適な構造を実現。小型ながら、インサート成形や二色成形など幅広く対応します。
また、「INARI M06/M12」には用途に応じて選べる 2つのレンタルサービスをご用意しています。ひとつは、廃プラスチックを材料に成形ができることから、リサイクルの過程を体験する教育用途でも注目を集めている「廃プラ再生体験ワークショップセット レンタルサービス」。もうひとつは、製品の購入を検討されているお客様に向けた、普段の作業環境で製品をお試しいただける「INARI お試しセットレンタルサービス」です。用途にあわせて、ぜひご活用ください。
今回は、「INARI M06」を使用して「どうぶつマグネット」の成形を実演します。成形品は、サンプルとしてお持ち帰りいただけます。また「INARI M12」を展示いたします。
手動式射出成形機「INARI M06/M12」製品ページへ >
- 2025年5月 大阪展での成形実演のようす
「INARI M06/M12」の加工サンプル
もっと詳しく「INARI M06/M12」について知りたい方へ
「INARI M06/M12」の詳しい仕様や、本ページでは紹介しきれなかったサンプルも製品ページにてご紹介しております。導入をご検討の際の参考として、ぜひご覧ください。
卓上CNCフライス KitMill AST200
「KitMill AST200」は、卓上サイズでありながら鉄まで削れる切削加工機です。誤差範囲 ±0.02mm 以内の加工精度で、製品開発にも安心してご利用いただけます。鋳鉄製フレームを採用したことで、鋼材に対しても安定した切削ができます。さらに、オプション品の「クーラントケース」と併用することで、金型のようなより高い品質を求められる加工も可能となります。
「INARI」シリーズと「KitMill AST200」を使用すれば、射出成形による試作を即日行えます。また、成形後すぐに手にとって確認できるので、精度の高い検証と改良のサイクルをスピーディーに回すことが可能です。
展示では「KitMill AST200」と下記でご紹介する「クーラントケース」を使用して、「INARI」用の金型の加工を実演します。
クーラントケース|AST200用
「KitMIll」での切削時にクーラント(切削油)を供給して、加工精度を高める専用ケースです。切削面の精度が成形品の品質に直結する金型加工においては、特に効果的です。冷却効果により材料の溶着を抑え、切りくずを排出することで加工不良などのトラブルを防ぎ、高精度の切削を実現します。また、ケース内の掃除も手早く簡単に行うことができるので、研究開発に没頭できる快適な環境づくりにも貢献します。
- 2025年5月 大阪展での加工実演のようす
「KitMill AST200」の加工サンプル
もっと詳しく「KitMill AST200」について知りたい方へ
「KitMill AST200」の詳しい仕様を製品ページにてご紹介しております。導入をご検討の際の参考として、ぜひご覧ください。
卓上CNCフライス KitMill CL100
ロボット製作ではお馴染みの「KitMill」シリーズの中でも、優れたコストパフォーマンスを発揮するミニマル仕様のモデルです。小型機ながら広域の加工範囲をカバーする「CL100」のほか、さらに加工範囲を広げた「CL200」「CL420」の 3機種を展開。オプションを取り付けることで基板加工機としても利用できるなど、多様な機能をコンパクトに集約。また、どんな空間にも自然と溶け込むデザインのため、オフィスの一角や自宅で切削加工をしたい方にもオススメです。
「KitMill CL100 / 200 / 420」製品ページへ >
「KitMill CL100」の加工サンプル
もっと詳しく「KitMill CL100」について知りたい方へ
「KitMill CL100 / 200 / 420」の詳しい仕様を製品ページにてご紹介しております。導入をご検討の際の参考として、ぜひご覧ください。
製品カタログ
展示製品のカタログをダウンロードいただけます。
「INARI」シリーズの概要と使い方、よくある質問をご覧いただけます。
「KitMill」シリーズ全製品の仕様をご覧いただけます。
卓上ペレタイザー「CONERI」の仕様をご覧いただけます。
INARI×KitMill 用途事例集(PDF:26.8MB)
「INARI P35」と「INARI M06/M12」で製作したサンプルをご覧いただけます。
その他の製品やサービスのパンフレットについては「製品カタログ一覧」をご覧ください。
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