短冊試験片 JIS K7139 B1 t4
JIS K7139 にもとづいたタイプB1、厚さ4mmの短冊試験片です。成形容量が3.2ccと、M06でも成形可能な試験片を製作しました。金型は「KitMill AST200」で製作しました。
M12で成型可能な試験片のサンプル詳細:ダンベル試験片 JIS K7139 A1 t4
成形材料
:
PMMA
成形品体積
:
3.2cc
金型材料
:
A7075
金型サイズ
:
t23 × 108 × 45mm
- 組立後のサイズ、ねじは含まない
CAD
:
Fusion
シンプルな離形しやすい形状のため、ポリスチレン(PS)やアクリル(PMMA)等の収縮率が低く割れやすい材質でも試験片の製作ができます。
成形した試験片をより確実に離形するためにエジェクタピンを設置しました。成形後エジェクタピンを押し込むことで、簡単に成形片を取り出すことができます。
左からペットボトルキャップ、PMMA、再生プラとアルミ粉の混合材料。
「INARI」と「KitMill」の併用で、試作開発を「その場で」完結。
このサンプルの金型は「KitMill AST200」で加工しました。「INARI」と「KitMill」を使えば、型の製作からテスト成形、成形品の評価とフィードバックから改良まで、試作開発に関わる一連の流れを「その場で」完結できます。
これまで射出成形による試作では金型の製作に高額な費用が発生することが多く、「失敗できない」というプレッシャーを感じることがあったのではないでしょうか。材料のテストと評価も同様に、何種類もの材料を何度も試すのは難しかったと思います。
しかし、「INARI」と「KitMill」、そして1畳分のスペースさえあれば、これらの工程をすべて「その場で」完結できます。いくつものアイディアを納得いくまで何度でも試作とテストを繰り返すことができ、より完成度の高い製品開発が可能になります。