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KitMillという名前の通り、本製品はお客様にて組み立てていただくキット式のCNCフライスです。活用する楽しみだけではなく、組み立てる楽しみも味わうことができます。自分で組み立てたマシンは仕組みを理解しているため、ご自身で保守や調整を行うことができます。さらには、改良してオリジナリティの高いマシンに成長させることも夢ではありません!

KitMillシリーズは、2003年に誕生したmini-CNCシリーズを受け継ぐ新たなデスクトップ型CNCフライス組み立てキットです。mini-CNCシリーズを通じて培った知識と技術をもとに、お客様のご要望にお応えするべく、押出材や鋳物などの新たな技術を導入しました。

KitMill オフィシャルムービー | KitMill Since 2003

CNCフライスとは

CNCとは、Computer Numerical Controlの頭文字をとったものです。直訳すれば「コンピュータによる数値制御」となりますが、一般的には工作機械の動作をコンピュータによりデジタル制御することを指します。このようにコンピュータによって制御できるようにしたフライス盤をCNCフライスと呼びます。実は3Dプリンターブームが起こる以前から、個人の方でも使用されている方が多くいらっしゃいました。最近では、単に「CNC」と呼ぶ場合はCNCフライスの事を指すことも増えてきました。

CNC化のためのコンピューター(制御盤)は業務用で200万円近くもする非常に高価なものですが、当社は、PCを用いることで非常に安価にCNC化を実現しています。

当社のmini-CNC PRXを例に説明いたします。

小型フライス盤 フライス盤をCNC
画像はCNC化する前のフライスです。 フライスはエンドミルなどの切削工具を回転させて、切削加工を行います。
普通は手でハンドルを回してXYZ軸にまっすぐ材料を切削するものなので、フライス単体では製作できるものには限界があります。
このフライスをCNC化してみましょう。このハンドルにステッピングモーターを取り付けて数値制御できるようにします。すると、フライスを自動的に動かすことができ、手ではできなかったような複雑な形状も難なく切削することができます。

KitMillの接続イメージ

KitMillの接続イメージ

KitMillを使った工作手順


設計

製作する部品を設計します。
設計には、CADソフトウェア(通常、CADと略されます)を使用します。
2DCADの場合はDXFファイルを、3DCADの場合はSTLファイルを出力します。
※CADは当社で取り扱っておりませんので、用途に合わせたものを別途ご用意ください。



NCプログラム作成

NCプログラムは、KitMillをどのように動かすかが記述されたファイルです。CAMソフトウェア(通常、CAMと略されます)を使用して、CADデータを元に、NCプログラムを作成します。
※CAMはキットに含まれておりませんので、用途に合わせたものを別途ご用意ください。こちらのページからご購入いただけます。各ソフトウェアの比較はこちら



切削

NCプログラムを付属の制御用ソフトウェア(USBCNCV3)に読み込ませて部品を削り出します。



完成

バリをとって完成です。

実例として、表札の製作方法をこちらに公開しています。参考にしていただければと思います。

案内

KitMillシリーズ性能比較

各機種の特徴

KitMill BT100/200

最もコンパクトで低コストな機種です。
モータ出力も大きすぎないため非常に扱いやすく、
機体も軽量のため加工を手軽に楽しむことができます。

BT100 : 138,000円(税込)
BT200 : 178,000円(税込)

KitMill Qt100

最も静音性に優れた機種です。
コンパクトさにも配慮し、アパートの一室で使いやすい加工機を目指しました。
騒音やそれに伴う活動時間の制約を緩和し、創作活動をしやすくする一台です。
オプションの防音ボックスを使用することにより、さらに騒音を抑えることができます。

Qt100 : 198,000円(税込)

KitMill SR200/420

デスクトップタイプのKitMillの中で最も加工範囲の広い機種です。
低価格ながら全軸にリニアガイドを採用するなど、
優れたコストパフォーマンスを実現しています。
また、基板加工アタッチメント(オプション品)を使用することで、
質の高い基板を簡単に製作することができます。

SR200 : 268,000円(税込)
SR420 : 328,000円(税込)

KitMill RZ300/420 NEW!

広い加工範囲と高い切削性能を両立させた機種です。
鋳鉄製ベーステーブルやアルミ押出材フレームの採用により、
安定したアルミ加工を実現しています。
また、スピンドルの高出力化や切りくず対策用の集塵ユニットなど、
最も多くのオプション類をご用意しました。

RZ300 : 358,000円(税込)
RZ420 : 428,000円(税込)

KitMill MOC900

木材加工専用に開発された機種です。
楽器からこだわりの家具まで、木材のぬくもりを活かした作品を製作できます。
広大な加工範囲を活用すれば、人が乗り込むような作品づくりも可能です。

MOC900 : 598,000円(税込)

KitMill AST200

最も切削性能が高い機種です。
シリーズ中、唯一鋼材の加工が可能で、軽金属や樹脂に関しても安定して、
よりはやく加工することができます。

AST200 : 638,000円(税込)

その他の機種

KitMill CIP100

KitMillシリーズの中で基板加工専用に開発された機種です。
基板加工に特化した機構の搭載や専用CAMソフトにより、
より簡単に質の高い基板を製作することができます。

CIP100 : 228,000円(税込)

CAMソフトウェア比較

当社のCAMソフトウェアは以下のように3つに分類できます。それぞれについて比較します。選定の参考にしてください。

2DCADのデータを使用するもの

2DCADで作成したDXFファイルなどを読み込んでNCプログラムを作成します。DXFはほとんどの2DCADが出力できるファイル形式です。一般的には2DCAMと呼ばれるものです。
基本的には部品の切り抜きを行いますが、2.5次元的な形状をサポートするものもあります。

Cut2D

切り抜き加工だけでなく、ポケット加工もサポートしています。切り抜きの際には、部品をタブで保持できるため、両面テープを大量に貼り付ける必要がありません。切削シミュレータが組み込まれているため、NCプログラムの確認と修正とをスピーディに行うことができます。ロボットの部品製作におすすめです。
VCarve

2Dデータと3Dデータの両方に対応しています。基本的にはCut2Dと同様の操作感となっており、Cut2Dではできない刻印や表札も製作することができます。木工やロボットの部品製作など、多くの要望にお応えできるソフトです。

比較表

名称 Cut2D
Cut2D
VCarve
VCarve
販売価格
(税込)
18,800円 (Desktop)
53,800円 (Pro)
42,800円 (Desktop)
84,800円 (Pro)
切り抜き加工
タブ加工
ポケット加工
彫刻
(表札、刻印の加工)
×
図形の描画
切削シミュレータ
読み込み可能な
2Dベクタファイル
DXF, DWG, EPS, AI, PDF, SKP DXF, DWG, EPS, AI, PDF, SKP
読み込み可能な
画像ファイル
BMP, JPG, GIF, TIF, PNG BMP, JPG, GIF, TIF, PNG
読み込み可能な
CAMファイル
CRV, PVC, V3D, V3M CRV, PVC, V3D, V3M
対応OS Windows XP(SP3), Vista, 7, 8, 8.1, 10 Windows XP(SP3), Vista, 7, 8, 8.1, 10
送付品 ディスクパッケージ ディスクパッケージ
オンライン
マニュアル

(Cut2Dのオンラインマニュアルが閲覧可能)
体験版制限 サンプルファイルでしかNCプログラムを出力できない サンプルファイルでしかNCプログラムを出力できない
製作元 Vectric Vectric

3DCADのデータを使用するもの

3DCADで作成したSTLファイルなどを読み込んでNCプログラムを作成します。STLはほとんどの3DCADが出力できるファイル形式です。一般的には3DCAMと呼ばれます。
2DCAMではできなかった3次元的な加工を行うことができます。

Cut3D

7つの工程を段階を追って進めていく操作方法になっています。各工程ごとに設定結果を確認でき、わかりやすい操作画面となっています。3DCAMを始めて使用される場合は、Cut3Dで感覚を掴んでからMeshCAMを使用してみるのがよいと思います。
VCarve

3D加工に関してはCut3Dと同様の加工を行うことができます(設定の工程は異なります)。2DCAMの機能もあるため、3Dモデルに対してポケット加工や切り抜き加工を行うことができます。機能が多い分、Cut3Dよりも操作が複雑です。3DCAMとして使用するというよりは、レリーフを作成するために3DCAMの機能が加えられたような印象があります。
MeshCAM V6

パラレル仕上げ、等高線仕上げ、ペンシル仕上げに対応しており、加工面を綺麗に仕上げることができます。等高線仕上げ、ペンシル仕上げはCut3Dではサポートしていない加工方法です。これにより、3Dモデルの側面をCut3Dよりも綺麗に仕上げられます。低価格ながら質の高いソフトです。
Fusion360

2Dと3Dどちらにも対応している無償のソフトウェア※です。CAD/CAMを統一でき、データの受け渡しの手間がなくスムーズに作業が行えます。比較ソフトウェアの中でも最も多くのCAM機能持っています。そのため、設定する項目が多く難易度としては高めになります。老舗CADメーカーAutodesk社の提供しているソフトウェアなので安心して使う事ができます。
※個人、スタートアップ、教育関係者は無償で使用することができます。詳しくはこちらをご確認ください。

比較表

名称 Cut3D
Cut3D
VCarve
VCarve
MeshCAM V6
MeshCAM V6
Fusion360
MeshCAM V6
販売価格
(税込)
39,800円 42,800円 (Desktop)
84,800円 (Pro)
26,800円 スタートアップ、個人、教育関係者は無償
(詳しくはこちら)
パラレル仕上げ
等高線仕上げ × ×
ペンシル仕上げ × ×
タブ加工
多面加工
(上下面のみ対応)
スキャロップ加工 × × ×
負荷制御加工 × × ×
モデルの分割
A軸 × ×
(同時4軸加工には非対応。設定した角度ごとに3軸加工を繰り返して加工します。)

(同時5軸加工には非対応。設定した角度ごとに3軸加工を繰り返して加工します。)
B軸 × × ×
(同時5軸加工には非対応。設定した角度ごとに3軸加工を繰り返して加工します。)
切削シミュレータ ×
(経路の確認のみ可能)
読み込み可能な
2Dファイル
DXF DXF
DXF DWG, DXF
読み込み可能な
3Dファイル
STL, V3M, 3DS, ASC, PRJ, X, LWO, TXT, SBP, WRI, OBJ STL, V3M, 3DM, SKP, 3DS, ASC, PRJ, X, LWO, WRL, OBJ
STL 詳しくはこちら
読み込み可能な
画像ファイル
× BMP, JPG, GIF, TIF, PNG
BMP, JPG, PNG, TIF ×
読み込み可能な
CAMファイル
V3D, V3M CRV, PVC, V3D, V3M
MCF Cam360
(Fusion360の形式)
対応OS Windows XP(SP3), Vista, 7, 8, 8.1, 10 Windows XP(SP3), Vista, 7, 8, 8.1, 10 Windows Vista, 7, 8, 10 Windows -64bit 7(SP1) 8.1 10
Mac OS
詳しくはこちら
送付品 ディスクパッケージ ディスクパッケージ メールにてライセンスを送付 なし
オンライン
マニュアル
(当社製)

(Cut2Dのオンラインマニュアルが閲覧可能)
なし なし
(使用例)
体験版制限 サンプルファイルでしかNCプログラムを出力できない サンプルファイルでしかNCプログラムを出力できない 日数制限 日数制限
製作元 Vectric Vectric GRZ Software Autodesk

CADデータを使用しないもの

PhotoVCarve

画像を元に、リトフェイン加工のNCプログラムを出力します。切削する深さでグラデーションを表現しており、裏から光を当てると透過度の違いにより読み込んだ画像(白黒)が現れます。
Gearotic Motion

平歯車、かさ歯車、ガンギ車など、非常に多くの種類の歯車が設計でき、CADデータを出力します。
また、NCプログラムの出力も可能で、単純に切り抜くだけなら別途CAMを購入する必要はありません。
Mach3 Addons for Mill

NCプログラムを対話式で作成します。穴あけや円の切削など簡単な形状しかできませんが、NCプログラムをテキストエディタで作成するより簡単です。
本製品はMach3のアドオンです。使用するにはMach3のライセンスも必要になります。
また、Mach3はKitMillでは使用できません。

KitMillおすすめ小物コーナー

KitMillシリーズをご購入される際におすすめの小物をまとめました。ぜひお役立て下さい。

機械組立用

Pb クロスハンドル
Pb レインボー六角レンチ T型六角レンチ

切削工具類

超硬スクエアエンドミル 4種入りお買い得セット 汎用超硬スクエアエンドミル 樹脂加工用エンドミル 基板加工カッター 土佐昌典VC
超硬スクエアエンドミル 4種入りお買い得セット 汎用超硬スクエアエンドミル 樹脂加工用エンドミル 基板加工カッター
土佐昌典VC

バリ取り工具

ニコルソンやすり ノガ・ラピットバー スポンジ研磨剤 3M
ニコルソンやすり ノガ・ラピットバー スポンジ研磨剤 3M

切削用材料

価格と品質に自信あり!!

ジュラルミン板材 POM板材 生基板 捨て板
ジュラルミン板材 POM板材 生基板 捨て板

他関連物

KitMill 材料固定用
両面テープ

KitMillシリーズに関するよくあるご質問と回答

Q1 mini-CNCシリーズとの違いは何ですか

mini-CNCシリーズでは、以下のようにパラレルポートが搭載されているPCが必要でした。また、制御用ソフトウェア(Mach)を別途購入する必要がありました。

mini-CNCシリーズの接続イメージ(Machを使用した場合)
▲mini-CNCシリーズの接続イメージ(Machを使用した場合)


また、mini-CNCシリーズをUSB接続に対応させる場合、別途USBCNCが必要でした。

mini-CNCシリーズの接続イメージ(USBCNCを使用した場合)
▲mini-CNCシリーズの接続イメージ(USBCNCを使用した場合)


KitMillシリーズは標準でUSB接続に対応しており、制御用ソフトウェアはUSBCNCV3を使用します。またKitMillシリーズでは、mini-CNCシリーズで別々の基板になっていたUSBCNC基板とCNCドライブ基板を一体化させています。

KitMillシリーズの接続イメージ
▲KitMillシリーズの接続イメージ

Q2 加工可能な素材はなんですか

実績のある素材については各製品のサンプルに掲載しております。そちらをご覧ください。

KitMill BT100/200
KitMill Qt100
KitMill CIP100
KitMill SR200/420
KitMill RD300/420
KitMill MOC900
KitMill AST200

Q3 加工範囲を超える大きさの部品の削り出しはできますか

基本的にはできません。材料の固定位置を変更して段階的に削り出すことも理論上は可能ですが、当社ではそういった加工方法に対応しているCAMの取り扱いがありません。

Q4 回転数の指示はできますか

できません。回転数の制御機能はないので、NCプログラム上の回転数指示は無効となります。
オプションによっては、プーリーを切り替えて段階的に回転数を変更することが可能です。
2段プーリーや3段プーリーで高速回転を使用する場合は以下のことにご注意ください。

  • 1回転あたりの切削量が減るので、小径の刃物に適しています。
  • 高速回転で大径の刃物を使うと、Z軸に切り込んだ際にトルク不足になる場合があります。

Q5 CADデータをもらうことはできますか

CADデータの公開は行っておりません。
外形寸法については、仕様のページにてご確認ください。他に必要な寸法があれば、こちらから別途お問い合わせください。

Q6 KitMill CIP100、KitMill SR200/420以外の機種で基板加工はできますか

できないわけではありませんが、KitMill CIP100KitMill SR200/420と同等の安定感では加工できません。
上記の2機種にはプレッシャーフットという基板を押さえつける機構が付いています。この機構が付いていないと、基板の反りの影響で下記の問題が発生します。基板のサイズが大きいほど、この問題が発生しやすくなります。

  • V字の刃物を使用している場合、加工深さが変わると溝幅も変わります
  • 小径の刃物を使用している場合、加工深さが変わると折れやすくなります

このため、当社では上記の2機種以外での基板加工を推奨しておりません。

Q7 バックラッシはどれぐらいですか

調整直後は0に近い状態にすることができますが、リードナットが摩耗してくると0.1mm程度のバックラッシが発生します。
KitMillRDにはボールスクリューのオプションがあり、これを使うことでバックラッシを常時0.03mm以下に抑えることができます。

Q8 石の加工はできますか

基本的に石材の加工はできませんが、篆刻用石材のような、彫刻刀で削れる柔らかい材質なら加工することができます。

Q9 取り扱っているCAM以外でも使用できますか

制御用ソフトウェアを使用してご確認いただけます。
KitMillシリーズは制御用ソフトウェアとしてUSBCNCV3を使用しております。
CAMで作成したNCプログラムがUSBCNCV3で正常に読み込めれば使用できます。
対応していないNCプログラムだった場合は読み込んだ際にエラーが表示されます。

以下はUSBCNCV3のダウンロードリンクです。
http://www.edingcnc.com/upload/files/usbcnc_setup_v3.52.8.exe

Q10 Mach3を使って制御できますか

TRA100/150(USBCNC)はUSBCNC専用の制御用ソフトウェアを使用する必要があります。
従いまして、Mach3はお使い頂けません。

Q11 両面加工の手順を教えて下さい

やり方は色々ありますが、例えば以下の方法があります。

  1. 捨て板と材料を重ねて固定します。今回はピンを差し込むため、捨て板は3mm 厚以上のものを使用します。
  2. 捨て板と材料を重ねた状態で基準ピン用の穴を加工(貫通)させます。右図のように加工範囲の中心から等間隔の位置に加工します。CAMによって両面加工の際の反転方法が異なるため、基準ピン用の穴の位置はCAM に合わせる必要があります。
  3. ピンを差し込みます。
  4. 表面を加工します。
  5. 捨て板はそのままで材料だけ裏返し、材料と捨て板の基準ピン用の穴の位置が重なるように固定します。位置合わせはピンを差しこんで行います。
  6. 裏面を加工します。これで両面加工が出来ました。

両面加工する際は、加工機のXY 軸の直角度を調整する必要があります。
XY 軸の直角度が出せていないと表と裏とで加工位置がズレるため、境目に微妙な段差ができてしまいます。

※当社では両面加工に関するサポートは行なっておりませんのでご了承ください。

Q12 文字の彫刻はできますか

KitMill BT100/200またはKitMill RD300/420を用いて、文字の彫刻を行なう事が可能です。
KitMill CIP100を用いた場合、材料にプレッシャーフットの跡がついてしまいますので、彫刻には向いておりません。

当社が取り扱っているCAMソフトですと、Cut2DVCarveProが文字の彫刻に対応しております。
それぞれ体験版がご利用可能ですので、購入前に動作をご確認ください。

Q13 スピンドルモーターの寿命はどれくらいですか

  • KitMill BT100/200、KitMill Qt100、KitMill CIP100の場合

    スピンドルモーターの寿命
    500時間以上

    寿命の定義
    1)定格負荷電流値が、初期値に対して±20%以上変動したとき。
    2)定格負荷回転数が、初期値に対して±20%以上変動したとき。

    測定条件
    25.5mN・m相当の負荷をかけた状態で、一定方向へ5分間回転、5分間停止を繰り返し行います。
    寿命の定義に達するまでに回転した時間の合計が、スピンドルモーターの寿命となります。(停止時間は含めません)
  • KitMill SR200/420、KitMill RD300/420の場合

    スピンドルモーターの寿命
    1000時間以上

    寿命の定義
    1)定格負荷電流値が、初期値に対して±20%以上変動したとき。
    2)定格負荷回転数が、初期値に対して±30%以上変動したとき。

    測定条件
    98mN・m相当の負荷をかけた状態で、一定方向へ30分間回転、30分間停止を繰り返し行います。
    寿命の定義に達するまでに回転した時間の合計が、スピンドルモーターの寿命となります。(停止時間は含めません)
  • KitMill MOC900、KitMill AST200の場合

    スピンドルモーターの寿命
    500時間以上

    寿命の定義
    1)定格負荷電流値が、初期値に対して±40%以上変動したとき。
    2)定格負荷回転数が、初期値に対して±30%以上変動したとき。

    測定条件
    98mN・m相当の負荷をかけた状態で、一定方向へ30分間回転、30分間停止を繰り返し行います。
    寿命の定義に達するまでに回転した時間の合計が、スピンドルモーターの寿命となります。(停止時間は含めません)

Q14 対応OSにWindows8が記述されていません。Windows8では使用できないのでしょうか?

メーカーでは推奨しておりませんが、社内ではWindows8のPCに接続して使用できていますので、OSの面では問題なくご使用頂けると思います。

ソフトウェアは事前にダウンロードが可能です。
ダウンロード方法やインストール方法はこちらをご参照ください。

Q15 半田ごてはどのような箇所に使用しますか?

スピンドルモーターへの半田付けに使用します。各機種の半田付けをする箇所は以下の通りです。

KitMill BT100/200、KitMill Qt100、KitMill CIP100

KitMill SR200/420、KitMill RD300/420

KitMill MOC900、KitMill AST200

CNCと3Dプリンタのちがい

3Dプリンタは、材料を積み上げていくことでカタチをつくる「積層方式」ですが、それに対してCNCは、材料を削り取っていくことでカタチをつくる「切削方式」になります。その材料は、3Dプリンタの場合、樹脂のみに限られることが多いのですが、CNCは、木材や樹脂はもちろんアルミなども扱うことができます。

※CNCとは、Computer Numerical Controlの頭文字をとったもので、直訳すれば「コンピュータによる数値制御」となりますが、一般的には工作機械の動作をコンピューターによりデジタル制御することを指します。さらに当社では工作機械そのものをひっくるめてCNCと呼んでいます。

CNCは素材の特性を活かすことができる

CNCは材料そのものを削っていくため、その材料の持つ特性、たとえば、強度や耐摩耗性、耐熱性、質感などをそのまま活かすことができます。木材であれば、木目調を活かした味のある部品を作ることができますし、真鍮であれば、摩耗に強くてしかも金色に輝く美しい部品をつくることができます。そのうえ、CNCは表面をなめらかに仕上げることができます。3Dプリンタのように段差が残りません。それは造形物が小さければ小さいほど顕著に表れます。

MATHRAX様の作品「Language」 この作品は多くの部分がCNCによってつくられています。CNCはこのような木目調を活かしたぬくもりのある作品をつくることができます。

LEES様の作品「レザークラフト型絞り用木型」 革素材に名入れするための押印です(写真下)。強い圧力が掛かるためアルミが用いられています。CNCなら素材の強度をそのまま活かすことができます。また、文字を精密に削り出せることもメリットです。

Makke!様の作品「千鳥格子の焼きごて」 焼きごてには熱をよく伝える真鍮が使用されています。CNCなら素材の特性をそのまま活かすことができます。

CNCで加工された製品で、もっとも身近なものはアップルのMacBook PROや Macbook Air、 Mac Mini、iPhoneです。これらの筐体はすべてアルミをCNCで加工しています。CNCでなければあの質感はきっと得られなかったことでしょう。

CNCがあれば「動くもの」を作ることができる

CNCを利用することによる最大のメリットは「動くもの」が作れるということです。動くものは、3Dプリンタだけで作ることは困難で、CNCがあってこそ実現できるんです。なぜかと言いますと、動くものには必ず「機構部品」が必要になるからなんですね。機構部品とは、歯車やリンク、あるいは、それを支えるフレームなどの部品のことで、動きをつくるには必ず必要となるものですが、それらの部品は、正確な寸法を必要としたり、強度の高い金属製の部品を必要とします。それら機構部品は、CNCでなければ製作が困難です。

CNCは一般に3Dプリンタと比較して加工精度が高く、また材料そのものを削っていくため、その材料の持つ強度などの特性をそのまま保持することができます。だからこそCNCには機構部品が作れるんですね。

島風技研様の作品「超高速クローラロボット『キューボ』」 このロボットは動きが激しく3Dプリンターで製作した部品ではすぐに壊れてしまうため、ほとんどの部品がCNCによってつくられています。ベルトまでCNCでつくられています。

したーじゅ様の作品「機械式腕時計

上山孔司様の作品「トゥールビヨン3.1

この2つの時計の作品はいずれも、極めて小さな部品ばかりで、かつ、高い精度が求められるためCNCでなければつくることができません。

CNCと3Dプリンタを併用すれば、スゴイものが作れる!

なんだか3Dプリンタを否定するようなことばかりを書いているように思ったかも知れませんが、そうではないんです。むしろ、CNCと3Dプリンタを併用することで、スゴイものが作れます。たとえばロボットや工作機械、義手、ラジコン、いま流行りのドローンだって作ることができます!

このクルマは、大きく分けて外装部品と機構部品に分かれています。外装部品とは見た目をカッコよく演出するための部品を指し、機構部品とはタイヤの駆動部分やそれを支えるフレームのことを指します。このような外装部品と機構部品を併せ持つクルマは、3DプリンタとCNCの両方があって、はじめて実現可能となるのです。

仙頭邦章様/高橋義樹様の作品「ティラノサウルス」 この作品も、頭部は3Dプリンタで、機構部品はCNCでというように、それぞれの特長を活かしてつくられています。

BRAVE ROBOTICS「1/12 scale Transform Robot Version7.2」 このトランスフォームロボットも、外装部品は3Dプリンタ、機構部品はCNCというように、両方があるからこそ実現できる作品です。ひと昔前までは、このようないくつもの製法が混在するものは大手メーカーでしか作れませんでしたが、CNCと3Dプリンタの併用によってこんなにスゴイものが個人で作れちゃうんです。もう夢のようですね!

近年、3Dプリンタユーザーの工作の幅が広がるにつれて、CNCの人気がどんどん高まってきていることを私たちは日々実感しています。3DプリンタとCNCを組み合わせて使うことにより、ものづくりの可能性は格段に広がります。ぜひみなさんもCNCを使ってみてくださいね。