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KitMillという名前の通り、本製品はお客様にて組み立てていただくキット式の加工機です。活用する楽しみだけではなく、組み立てる楽しみも味わうことができます。自分で組み立てたマシンは仕組みを理解しているため、ご自身で保守や調整を行うことができます。さらには、改良してオリジナリティの高いマシンに成長させることも夢ではありません!

KitMillシリーズは、2003年に誕生したmini-CNCシリーズを受け継ぐ新たな卓上CNCフライス組み立てキットです。mini-CNCシリーズを通じて培った知識と技術をもとに、お客様のご要望にお応えするべく、押出材や鋳物などの新たな技術を導入しました。



近日発売予定

KitMill RD420

KitMill RD420は広い加工範囲をもつ高コストパフォーマンス卓上CNCフライス組み立てキットです。
鋳鉄製フレームやアルミ押出材フレームの採用により機械剛性を確保。安定したアルミ加工を実現しています。

販売予定価格
RD420:358,000円

KitMill RD420 (  1.34MB)

加工サンプル用のCADデータを募集中です。詳しくは下記のページをご覧ください。
加工サンプル用CADデータ募集


CNC-Driver TRA100/150

卓上フライスをCNC化するために最適なシステムです。
CNC-Driver TRA100/150は、数値制御用のCPU、モータードライバー、電源アダプターが一体化したもので、KitMillシリーズを動作させるために必要な装置がすべて組み込まれています。
PCとの接続にはUSBを使用していますので、幅広いPCに接続することができます。

販売予定価格
TRA100:59,800円
TRA150:69,800円

CNC-Driver TRA100/150 (  838KB)


製品の外観および仕様は開発中のものであり、最終的な製品とは異なる可能性があります。



CNCフライスとは

CNCとは、Computer Numerical Controlの頭文字をとったものです。
直訳すれば「コンピュータによる数値制御」となりますが、一般的には工作機械の動作をコンピューターによりデジタル制御することを指します。Computerの部分を省いてNCと呼ばれることもあります。
CNC化のためのコンピューター(制御盤)は業務用で200万円近くもする非常に高価なものですが、当社は、PCを用いることで非常に安価にCNC化を実現しています。

当社のmini-CNC PRXを例に説明いたします。

小型フライス盤 フライス盤をCNC
画像はCNC化する前のフライスです。 フライスはエンドミルなどの切削工具を回転させて、切削加工を行います。
普通は手でハンドルを回してXYZ軸にまっすぐ材料を切削するものなので、フライス単体では製作できるものには限界があります。
このフライスをCNC化してみましょう。このハンドルにステッピングモーターを取り付けて数値制御できるようにします。すると、フライスを自動的に動かすことができ、手ではできなかったような複雑な形状も難なく切削することができます。

KitMillの接続イメージ

KitMillの接続イメージ

KitMillを使った工作手順


設計

製作する部品を設計します。
設計には、CADソフトウェア(通常、CADと略されます)を使用します。
2DCADの場合はDXFファイルを、3DCADの場合はSTLファイルを出力します。
※CADは当社で取り扱っておりませんので、用途に合わせたものを別途ご用意ください。



NCプログラム作成

NCプログラムは、KitMillをどのように動かすかが記述されたファイルです。CAMソフトウェア(通常、CAMと略されます)を使用して、CADデータを元に、NCプログラムを作成します。
※CAMはキットに含まれておりませんので、用途に合わせたものを別途ご用意ください。こちらのページからご購入いただけます。各ソフトウェアの比較はこちら



切削

NCプログラムを付属の制御用ソフトウェア(USBCNCV3)に読み込ませて部品を削り出します。



完成

バリをとって完成です。

実例として、表札の製作方法をこちらに公開しています。参考にしていただければと思います。

CAMソフトウェア比較

弊社のCAMソフトウェアは以下のように3つに分類できます。それぞれについて比較します。選定の参考にしてください。

2DCADのデータを使用するもの

2DCADで作成したDXFファイルなどを読み込んでNCプログラムを作成します。DXFはほとんどの2DCADが出力できるファイル形式です。一般的には2DCAMと呼ばれるものです。
基本的には部品の切り抜きを行いますが、2.5次元的な形状をサポートするものもあります。

Cut2D

切り抜き加工だけでなく、ポケット加工もサポートしています。切り抜きの際には、部品をタブで保持できるため、両面テープを大量に貼り付ける必要がありません。切削シミュレータが組み込まれているため、NCプログラムの確認と修正とをスピーディに行うことができます。ロボットの部品製作におすすめです。
VCarvePro V6

Cut2Dの機能すべてと、その他多くの機能をそろえています。部品のネスティング機能や、タブの自動配置機能などの便利な機能に加えて、彫刻風の切削のようなCut2Dではできない加工をサポートしています。木工やロボットの部品製作など、多くの要望にお答えできるソフトです。
JMM-TOOL

部品の切り抜き専用のCAMです。ポケット加工などはできませんが、深さを設定するだけで、加工する形状を自動的に決めることができます。

比較表

名称 Cut2D
Cut2D
VCarvePro V6
VCarvePro V6
JMM-TOOL
JMM-TOOL
販売価格
(税込)
15,800円 59,800円 10,290円(非営利目的)
41,790円(営利目的)
切り抜き加工
タブ加工 ×
ポケット加工 ×
彫刻風の加工 × ×
図形の描画 ×
切削シミュレータ ×
読み込み可能なファイル形式 CRV, DXF, EPS, AI, PDF, PVC, V3D, V3M CRV, DXF, DWG, EPS, AI, PDF, PVC, V3D, V3M, BMP, JPG, GIF, TIF, PNG DXF
対応OS Windows 2000, XP, Vista, 7 Windows 2000, XP, Vista, 7 Windows 2000, XP
送付品 CDパッケージ CDパッケージ メールにてライセンスを送付
オンラインマニュアル
(Cut2Dのオンラインマニュアルが閲覧可能です)
×
体験版制限 用意されているファイルでしかGコードを出力できない 用意されているファイルでしかGコードを出力できない Gコードの出力は500行まで、切削の設定の保存ができない
製作元 Vectric Vectric JMM-TOOL

3DCADのデータを使用するもの

3DCADで作成したSTLファイルなどを読み込んでNCプログラムを作成します。STLはほとんどの3DCADが出力できるファイル形式です。一般的には3DCAMと呼ばれます。
2DCAMではできなかった3次元的な加工を行うことができます。

Cut3D

7つの工程を段階を追って進めていく操作方法になっています。各工程ごとに設定結果を確認でき、わかりやすい操作画面となっています。3DCAMを始めて使用される場合は、Cut3Dで感覚を掴んでからMeshCAMを使用してみるのがよいと思います。
MeshCAM V4

パラレル仕上げ、等高線仕上げ、ペンシル仕上げに対応しており、加工面を綺麗に仕上げることができます。等高線仕上げ、ペンシル仕上げはCut3Dではサポートしていない加工方法です。これにより、3Dモデルの側面をCut3Dよりも綺麗に仕上げられます。低価格ながら質の高いソフトです。

比較表

名称 Cut3D
Cut3D
MeshCAM V4
MeshCAM V4
販売価格
(税込)
32,800円 16,800円
パラレル仕上げ
等高線仕上げ ×
ペンシル仕上げ ×
タブ加工
多面加工
モデルの分割
A軸 ×
(同時4軸加工には対応しておりません。設定した角度ごとに3軸加工を繰り返して加工します。)
切削シミュレータ ×
(経路の確認のみ可能)
読み込み可能なファイル形式 V3D, STL, V3M, 3DS, ASC, PRJ, X, DXF, LWO, TXT, SBP, WRI, OBJ MCF, STL, DXF, BMP, JPG, PNG, TIF
対応OS Windows 2000, XP, Vista, 7 Windows XP,
Vista, 7
送付品 CDパッケージ メールにてライセンスを送付
オンラインマニュアル あり なし
体験版制限 用意されているファイルでしかGコードを出力できない 30日間無料
製作元 Vectric GRZ Software

CADデータを使用しないもの

PhotoVCarve

画像を元に、リトフェイン加工のNCプログラムを出力します。切削する深さでグラデーションを表現しており、裏から光を当てると透過度の違いにより読み込んだ画像(白黒)が現れます。
Mach3 Addons for Mill

NCプログラムを対話式で作成します。穴あけや円の切削など簡単な形状しかできませんが、NCプログラムをテキストエディタで作成するより簡単です。
本製品はMach3のアドオンです。使用するにはMach3のライセンスも必要になります。

KitMillシリーズに関するよくあるご質問と回答

Q1 mini-CNCシリーズとの違いは何ですか

mini-CNCシリーズでは、以下のようにパラレルポートが搭載されているPCが必要でした。また、制御用ソフトウェア(Mach)を別途購入する必要がありました。

mini-CNCシリーズの接続イメージ(Machを使用した場合)
▲mini-CNCシリーズの接続イメージ(Machを使用した場合)


mini-CNCシリーズをUSB接続に対応させる場合、別途USBCNCが必要でした。この場合、制御用ソフトウェアはUSBCNCV3を使用しました。

mini-CNCシリーズの接続イメージ(USBCNCを使用した場合)
▲mini-CNCシリーズの接続イメージ(USBCNCを使用した場合)


KitMillシリーズは標準でUSB接続に対応しており、制御用ソフトウェアはUSBCNCV3を使用します。またKitMillシリーズでは、mini-CNCシリーズで別々の基板になっていたUSBCNC基板とCNCドライブ基板を一体化させています。

KitMillシリーズの接続イメージ
▲KitMillシリーズの接続イメージ


Q2 KitMill CIP100でアルミの加工はできますか

KitMill CIP100ではアルミの加工はできません。基板加工専用となります。