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制御基板の各部名称

制御基板の各部名称は以下の通りです。

  1. 状態表示LED
  2. DC24V電源接続端子
  3. ステッピングモーター接続端子
  4. スピンドルモーター接続端子
  5. 原点センサー接続端子
  6. ホールド・ドライブ電流設定ボリューム
  7. マイクロステップ設定スイッチ
  8. 負荷調節ボリューム
  9. 冷却ファン接続端子
  10. 拡張端子B
  11. 拡張端子A
  12. USB端子

ケースの各部名称

ケースの各部名称は以下の通りです。

  1. 電源スイッチ(緊急停止兼用)
  2. 状態表示LED
  3. 拡張端子差込口(使用するにはケースの加工が必要です)
  4. USB差込口
  5. 冷却ファン取付部
  6. 電源インレット

機能一覧

状態表示LED

LED の点灯状態により、電源状態、動作状況、異常の有無を確認できます。

POWER(青色)
DC24V電源が供給されている場合に点灯します。
ENABLE(緑色)
制御用アプリケーションから出力が許可されている場合に点灯します。
消灯時は、すべてのモーター出力が OFF となります。
CPU(緑色)
パソコンと通信が確立している場合に点滅します。
ERROR(赤色)
以下の場合に点灯します。
  • 緊急停止時
  • 通信異常時
また、USBケーブル接続直後は短時間高速点滅します。

DC24V電源接続端子

基板へ DC24V を接続する端子です。付属の電源ケーブルを接続します。

ステッピングモーター接続端子

コネクタのピン番号は、上図の左から 1、2、3、4、5、6 です。
KitMill付属品は、標準のライセンスでは 3 軸まで操作可能です。「TRX 150」単品につきましては、4 軸対応ライセンスにて販売予定です。

配線図
割付表
PIN No. 信号名
1 A
2 COM
3 A
4 B
5 COM
6 B
基板側コネクタ:S06B-XASK-1
差込側コネクタ:XAP-06V-1

スピンドルモーター接続端子

コネクタのピン番号は、上図の左から 1、2 です。各端子にスピンドルモーターの配線(2本)を接続します。配線を入れ替えることで、スピンドルモーターの回転方向を変更できます。リレーを接続する場合は、定格 DC24V のものを使用してください。スピンドルの回転数指令を使用する場合は、拡張端子出力 の PWM(3.3V、5Hz)または PWM-V(0~10V)を使用します。

配線図
モーター駆動
リレー駆動
割付表
PIN No. 信号名
1 24V
2 GND

原点センサー接続端子

コネクタのピン番号は、上図の左から 1、2、3 です。

配線図
接続例
センサー使用時
スイッチ使用時
割付表
PIN No. 信号名
1 5V
2 LS
3 GND
基板側コネクタ:S03B-XASK-1
差込側コネクタ:XAP-03V-1

ホールド・ドライブ電流設定ボリューム

各軸に対応したボリュームを調整することで、ステッピングモーターの駆動時のドライブ電流と、回転停止時のホールド電流を設定することができます。上側のボリュームがドライブ電流、下側のボリュームがホールド電流です。ボリュームの目盛り 1~11 で、左に回すと小さく、右に回すと大きい値に設定できます。

ボリュームの操作方向
割付表
目盛り ホールド電流(A) ドライブ電流(A)
1 0.00 0.95
2 0.20 1.00
3 0.45 1.05
4 0.70 1.10
5 1.00 1.30
6 1.20 1.40
7 1.50 1.60
8 1.60 1.75
9 1.80 1.80
10 1.85 1.95
11 1.90 2.00
出荷時は緑字のパラメーターに設定されています。

マイクロステップ設定スイッチ

各軸に対応した DIPスイッチを設定することで、ステッピングモーターを駆動させる際のマイクロステップの設定ができます。スイッチの ON/OFF は、マイナスドライバーなどを使って行います。

割付表
PIN 1 PIN 2 PIN 3 動作
OFF OFF OFF 使用不可
OFF OFF ON 使用不可
OFF ON OFF 1/1
OFF ON ON 1/2
ON OFF OFF 1/4
ON OFF ON 1/8
ON ON OFF 1/16
ON ON ON 1/32
出荷時は緑字のパラメーターに設定されています。

負荷調節ボリューム

スピンドルモーターに一定以上の負荷がかかると、緊急停止が発動します。緊急停止を行う負荷の大きさは、負荷調節ボリュームで設定することができます。目盛りは 1~11 の間で設定します。左に回すと小さな負荷で緊急停止し、右に回すと大きな負荷で停止します。

ボリュームの操作方向
割付表
目盛り 緊急停止電流(A)
1 1.5
2 1.6
3 1.7
4 1.8
5 2.2
6 2.8
7 3.3
8 4.2
9 4.7
10 6.2
11 6.3
スピンドル電流(負荷)設定範囲 1.5 ~ 6.3A
出荷時は緑字のパラメーターに設定されています。

冷却ファン接続端子

付属の冷却ファンと接続する際に使用します。出力容量は 24V 2A です。

拡張端子B

外部の入出力機器と接続する際に使用します。コネクタのピン番号は、上図を参照してください。

割付表:CN8
PIN No. 信号名 PIN No. 信号名
1 5V 8 GND
2 PWM 9 GND(※1)
3 PWM-V 10 E-STOP(※1)
4 TOOL 11 INDEX
5 AUX 12 PAUSE
6 MIST 13 RUN
7 FLOOD 14 PROBE
基板側コネクタ:ボックスヘッダ2.54mmピッチ 14極
(※1)出荷時にPIN No.8-9はショートピンで短絡しています。
各入出力信号の詳細
外部入力(E-STOP)
緊急停止信号入力 PIN10:E-STOP

緊急停止信号入力を使用する場合は、必ず NC(b)接点のスイッチを使用してください。また、EdingCNC の設定を「E topInputSenseLevel = 1」に設定してください。NC(b)接点以外のスイッチを接続すると、スピンドル過負荷機能と整合性が取れなくなります。

外部入力(PAUSE、RUN、PROBE)
外部信号入力 PIN12-14:PAUSE , RUN , PROBE

外部信号入力を使用する場合は、NO(a)接点のスイッチを使用してください。入力は +5V にプルアップ、R/Cフィルタでフィルタリングしています。

外部入力(IDEX)光電センサー接続例
外部信号入力 PIN11:INDEX

この機能は旋盤のねじ切りにて使用します。光電センサーを使用してスピンドル回転数を検出することができます。パルスの長さは 1 ミリ秒以上になるようにスリッド板を設計してください。

外部出力(TOOL、AUX、MIST、FLOOD)
外部信号出力 PIN4-7:TOOL , AUX , MIST , FLOOD

出力信号は 5V 50mA のオープンコレクタ出力です。外部信号出力を使用する場合は、ノイズの少ない SSR(ソリッドステートリレー)の使用を推奨します。標準のリレーを使用する場合はノイズ対策としてダイオードを逆並列接続してください。

外部出力(PWM-V、PWM)
スピンドル信号出力 PIN2-3:PWM , PWM-V

PIN 2 PWM 信号は、3.3V 5kHz のデジタル信号が出力されます。
PIN 3 PWM-V 信号は、0-10V のアナログ電圧が出力されます。

TRX とインバーター(VFD)の接続例

左図は、TRX とインバーター(VFD)の接続例です。インバーターの多くはアナログ電圧によって回転数を調整することができます。スピンドル回転 ON信号は PIN4 TOOL 信号を使用します。GND は共通化してください。

割付表
TRX VFD
PIN3 PVM-V アナログ信号入力
PIN4 TOOL 回転 ON信号入力
PIN8-9 GND GND

拡張端子A

回転方向信号「DIR」と回転数指令パルス信号「STEP」が出力されています。外部のステッピングモータードライバやサーボアンプに接続する際に使用します。コネクタのピン番号は、上図を参照してください。

割付表:CN7
PIN No. 信号名 PIN No. 信号名
1 DIR1(X軸) 6 STEP1(X軸)
2 DIR2(Y軸) 7 STEP2(Y軸)
3 DIR3(Z軸) 8 STEP3(Z軸)
4 DIR4(A軸) 9 STEP4(A軸)
5 5V 10 GND
基板側コネクタ:ボックスヘッダ 2.54mm ピッチ 10極

USB端子

パソコンと通信するための USB端子です。付属の USBケーブル(Type-A-Type-C)を使用して、パソコンと接続します。


「TRX 150」は、2026 年 4 月 30 日に発売予定です。