▼自動回転ステージ(中央精機)
ステージ面:Φ60mm
回転範囲:0～360°
高さ:約34mm
透過穴径:Φ20mm
分解能:0.01°
耐荷重:39.2N(4kgf)
移動ガイド:ボールベアリング

▼5相ステッピングモータモータ(オリエンタルモーター:PH533-NB-C18)
取付角寸法:28mm
ステップ角:0.72°
電流:0.75A/相
ハンドル径:Φ20mm

▼ステッピングモータドライバ(オリエンタルモーター:CRD5107P)
電源電圧:DC24V±10%
定格電流:0.75A/相
励磁方式:マイクロステップ(1～1/250切り替え)
速度・位置制御指令:パルス列入力タイプ
最大入力パルス周波数:500kHz(Duty50%時)
下記はドライバの内部スイッチの説明です。

【モータ運転電流調整】
ボリューム:「RUN」
モータの運転電流を設定します。トルクに余裕があるときは、電流設定を低くして、モーター・ドライバの温度上昇を抑えることができます。

【モータ停止時電流調整】
ボリューム:「STOP」
モータ停止時の電流を設定します。

【機能切替】
ディップスイッチ:No.1=「1P/2P」、No.2=「OFF/SD」、No.3=「R2/R1」
・パルス入力方式(1P/2P):1パルス入力方式か2パルス入力方式に切り替え
・スムースドライブ機能(OFF/SD):スムースドライブ機能の設定・解除を切り替え
・分解能(R2/R1):基準となる分解能をR1またはR2に切り替え

【分解能設定】
スイッチ:「DATA1」、「DATA2」
0～Fまで16種類の分解能が設定できます。
目盛りに対する分解能についてはこちらをご覧ください。
詳細はこちらをご覧ください。

ドライバを接続し、モータおよびセンサが正常に動作することを確認しています。

当社での動作確認は下記の通り二つの方法で行いました。ご使用の際の参考にしてください。
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1.パルス変換IC(オリジナルマインド)

こちらの回路では、当社のパルス変換ICを用いています。




Amazonで販売している低価格な手動パルサを回すと、それに連動してステージが動くようになっています。
顕微鏡画像をモニタで見ながらステージを微動させたい時などに便利です。


2.SG8030J(オリエンタルモーター)


こちらの回路では、オリエンタルモーター製のコントローラーを用いています。
このコントローラーの使い方についてはこちらをご覧ください。

※回路図をみると、ステージから出ている10番ピンに抵抗とLEDが接続されていますが、これは原点センサが正常に反応するかを確認するために使用しました。
実際の使用においては必要ありません。マイコンなどお客様のコントローラーに接続してお使いください。
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ドライバとステージを繋ぐための配線に必要なコネクタはすべて付属いたします。(電線は付属しません)
ところどころにキズがありますが精度は保たれています。
本体側面にあるマイナスねじのねじ山が鋭利になっていますので、使用する際はご注意ください。
モータにハンドルが装着されているため、手動でも動かすことができます。