NEWS RELEASE

2024.10.31

【終了しました】「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」に出展しています。

2024.10.31

本イベントは終了いたしました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

株式会社オリジナルマインドは、2024年11月5日(火)〜10日(日)に、東京ビッグサイトにて開催される「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」に出展しています。

JIMTOF(日本国際工作機械見本市)とは

「JIMTOF」は、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する、世界最大級の国際技術ショーです。自動車、航空宇宙、医療、電気機器、精密機器などの製造業に従事する技術者やエンジニア、製品開発担当者、経営層などが多く来場されます。特に、製造業の技術革新に関心のある方々や、新しい生産技術の導入を検討している企業にとっては、最新情報を得る絶好の機会です。

ブース出展内容

展示コンセプト

企業内での開発と試作のスピードは、そのまま企業の競争力に直結します。世の中にまだない革新的な製品を生み出すためには、多くの試作が欠かせません。しかし、アイデアをカタチにする過程にはいくつもの障壁があり、日の目を見ることなく消えてしまったアイデアも少なくないはずです。

私たちが提供する「KitMill」と「INARI」は、卓上で使えるほどコンパクトな工作機械です。卓上CNCフライス「KitMill」で金型を加工し、卓上射出成形機「INARI」で成形すれば、その日のうちにプロトタイプの試作が完成します。この手軽さにより、小さなアイデアをすぐさまカタチにすることができ、失敗を恐れることなく、その場で何度でも納得いくまで試作を繰り返すことができます。こうして技術者の開発スピードを向上させ、開発ノウハウを蓄積することは、企業にとってかけがえのない財産となります。「KitMill」と「INARI」、2つのコンパクトな工作機械によって、製品開発における開発期間の短縮に貢献し、ものづくりへの挑戦を後押しします。

  • 空圧式射出成形機「INARI P35」の使い方

展示製品

販売価格:税込 988,000 円~

「INARI P35」はエアシリンダを駆動源とする卓上サイズの空圧式射出成形機です。簡単なハンドル操作とスイッチ1つで、誰でも高品質な成形が可能。約2トンの加圧能力と最大320°Cの加熱温度を実現し、ポリカーボネートを含むエンジニアプラスチックの成形にも対応します。研究開発における試作用途から、新素材の成形テスト、プロダクトの少量生産まで、ものづくりのあらゆる可能性を拡張していきます。

販売価格:税込 988,000 円~

「KitMill AST200」は、卓上サイズでありながら鉄まで削れる切削加工機です。誤差範囲 ±0.02mm 以下の加工精度で、製品開発にも安心してご利用いただけます。鋳鉄製フレームを採用したことで、鋼材に対しても安定した切削ができます。さらに、オプション品の「クーラントケース」と併用することで、金型のようなより高い品質を求められる加工も可能となります。
「INARI P35」と「KitMill AST200」を使用すれば、射出成形による試作から改良までを最短3日で行えます。また、成形後すぐに手にとって確認できるので、精度の高い検証と改良のサイクルをスピーディーに回すことが可能です。

販売価格:税込 348,000 円~

「KitMIll」での切削時にクーラント(切削油)を供給して、加工精度を高める専用ケースです。切削面の精度が成形品の品質に直結する金型加工においては、特に効果的です。切りくずの飛散を抑え、ケース内の掃除も手早く簡単に行うことができるので、研究開発に没頭できる快適な環境づくりにも貢献します。

販売価格:税込 298,000 円~

「INARI M06」は、卓上で静かに成形と向き合うことができる、コンパクトサイズの手動射出成形機です。従来の大掛かりな射出成形機の構造を一から見直し、徹底的にシンプルな構造にすることでメンテナンス性を高めつつ、低コストを実現しました。手動式ながら、インサート成形や二色成形など様々な成形に対応。ダンベル試験片の成形も可能で、新素材の成形テストにもご使用いただけます。
また、廃プラスチックを材料にして成形ができ、リサイクルの過程を体験できることから教育用途でも注目を集めています。教育現場でより気軽にご利用いただけるよう、「INARI」を使ったワークショップを開催できるセットの レンタルサービス も行っております。

参考展示

【試作機】ペレタイザー(樹脂ペレット製造機)
販売予定価格:税込 598,000 円~
発売予定時期:2025年 夏

「卓上で極める射出成形」をコンセプトに、私たちは卓上サイズの射出成形機「INARI」シリーズを展開してきました。「INARI」は、プレスシャフトで材料を押し出すシンプルな構造で、小型化と手軽さを実現し、試作や開発シーンで幅広く活躍しています。しかし「INARI」は、一般的な射出成形機に搭載されるスクリューが無いため、着色やフィラーの配合といった材料の調製ができませんでした。

そこで、樹脂材料の自由なカスタマイズを実現するために「ペレタイザー」を開発しました。ベースの樹脂ペレットとともに、着色剤やフィラーを本機に投入すれば、新たなペレットを生み出せます。また、一般的なペレットの製造プロセスを根本から見直し、独自の方法を用いたことで、デスクに置けるコンパクトサイズを実現しました。ただ小さいだけではありません。ペレット化までのプロセスが短いため、少量の材料から試作できる上、材料に加わる熱を最小限に抑えられます。「INARI」と「ペレタイザー」が、試作と開発の新たな可能性を切り拓きます。

「JIMTOF2024」では、ペレタイザーの試作機を展示いたします。製品の情報については、展示会までに随時更新してまいりますので、ぜひ本ページを定期的にご確認ください。なお、本ページに掲載している「ペレタイザー(樹脂ペレット製造機)」の製品画像と仕様につきましては、開発段階のものになります。そのため、発売までに変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。

製品仕様


対応材料


対応材料

PP、PS、PE、ABS、PMMA、その他フィラー配合材など


加熱温度上限


加熱温度上限

320℃


最大生産速度


最大生産速度

1時間当たり650g (PSの場合)


電源


電源

AC100V 50Hz / 60Hz


消費電力


消費電力

700W


外形寸法


外形寸法

W:250mm / D:480mm / H:660mm


重量


重量

25kg


実際に、ペレタイザーを使って ABS のペレットに着色しました。画像左が混練前の ABS のペレットと赤色、白色のマスターバッチ、画像右が混練後の着色されたペレットです。色素を高濃度に含むマスターバッチと共に溶融し、混練することで、ペレット全体に着色ができます。また調色に限らず、ガラス繊維や木粉などを添加し、材料の機能性を高めることも可能です。

製品カタログ

展示製品のカタログをダウンロードいただけます。その他製品、サービスのパンフレットについては「製品カタログ一覧」をご覧ください。

INARI(PDF:4.1MB)

「INARI」シリーズの概要と使い方、よくある質問をご覧いただけます。

KitMill(PDF:8.17MB)

「KitMill」シリーズ全製品の仕様をご覧いただけます。

ペレタイザー(PDF:2.24MB)

現在開発中の「ペレタイザー」の仕様をご覧いただけます。

展示サンプル

空圧射出成形機「INARI P35」や手動射出成形機「INARI M06/M12」で成形した様々なサンプルを展示いたします。「KitMill」や外部サービスを利用して製作した「INARI」用の型もあわせてご覧いただけます。

ポリカーボネート製レンズ
成形機種
INARI P35
成形材料
PC
成形品体積
4cc
型材料
A2017
型加工機種
ドローンのプロペラ
成形機種
INARI P35
成形材料
PP/炭素繊維30%
成形品体積
10cc
型材料
A2017
型加工機種
ペットボトルキャップを使ったカップ
成形機種
INARI P35
成形材料
ペットボトルキャップ
成形品体積
33cc
型材料
A2017
型加工機種
サステナブル素材を使った簡易ペン
成形機種
INARI M06
成形材料
LIMEX、PBS、セルブレン、ライスレジン
成形品体積
3cc
型材料
A2017
型加工機種
ダンベル試験片
成形機種
INARI P35
成形材料
PS、PA66、PP/セルロース繊維40%、PP/長繊維炭素繊維40%
成形品体積
11cc
型材料
A7075

ダンベル試験片の金型」は「INARI P35」のオプション品として販売しております。

サステナブル素材を使ったフォーク
成形機種
INARI P35
成形材料
ライスレジン、セルブレン
成形品体積
2.7cc
型材料
A2017
型加工機種

開催概要

イベント名JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)
開催期間2024年11月5日(火)〜10日(日)
10:00〜18:00(最終日のみ16:00まで)
会場東京ビッグサイト
ブース番号東3ホール E3036

入場方法

入場には事前入場登録が必要になります。公式ページから 事前入場登録 してご来場ください。

お問い合わせ先

広報窓口:お問い合わせフォーム よりご連絡下さい。

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