Sample Collection / KitMill 鮮明なイメージをそのままカタチにする、リトフェイン。

KitMillでリトフェインを制作しました。リトフェインは中世のヨーロッパで生まれた透かし彫りの技術です。PhotoVCarveとKitMillを使用することで、鮮明なイメージをそのままカタチにすることができます。

イメージを鮮明に彫り起こすための、PhotoVCarve。

PhotoVCarveは写真や画像データをツールパスに変換するCAMソフトウェアです。PhotoVCarveの高品質なツールパスを、繊細さと緻密さを持つKitMillで加工することで、毛布のフカフカした触感・髪の毛の柔らかさ・プニプニした肌触りなど、異なる質感もしっかり再現できます。

【PhotoVCarve】「KitMill」用NCプログラムの作成方法

「PhotoVCarve」を用いた「KitMill」で使用できるNCプログラムの作成方法をご紹介します。

まっさらな白が美しく加工もスムーズな素材、デュポンコーリアン。

リトフェインの素材にはデュポンコーリアンを使用しました。デュポンコーリアンは硬い人工大理石ですが、切削性が良好なためKitMillでサクサク加工することができます。また、耐衝撃性・耐熱性・耐候性に優れ、カウンターやテーブルの天板としても使われている素材です。

デュポンコーリアン板

リトフェイン加工に最適な厚さ4mmの特注品です。厚さ4mmであれば荒加工が必要なく、仕上げ加工だけで細やかな造形の加工が可能です。加工時には細かい切粉が大量に出るため、必ず集塵対策を行ってください。

デュポンコーリアン板(グレイシアホワイト)T=4mm

有機的な雰囲気を削り出す、超硬ボールエンドミル。

エンドミルはボールエンドミルを使用しました。ボールエンドミルは先端が球状のため、角にRが付き柔らかい印象に仕上がります。V字のエンドミルの場合は、角が出るためシャープな印象に仕上がります。今回の人物写真のような細かく滑らかな表現の場合にはボールエンドミルがおすすめです。

超硬ボールエンドミル

3次元加工に向いたショートタイプのエンドミル3本セットです。

超硬ボールエンドミル R=0.5(D=1) シャンク径=4

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