分解能が1μmの高精度電動シリンダです。

全長:187.5mm(ロッド引き込み時)
分解能:1μm(フルステップ時)
ストローク:20mm
ロッド径:Φ8mm
使用モータ:PX535MH-B(オリエンタルモーター)
リミットセンサ:EM030A、EM-030B(キーエンス)

ロッドの先端にはジョイントが付いており、そのジョイントにはΦ2.5の穴が4つありますので、取り付けしやすくなっております。もしこのジョイントがご不要の場合は、取り外してご利用になることも可能です。(イモネジ2本とピン1本を抜くだけです)
モーター後部には回転を安定させるためのクリーンダンパ(D4CL-5.0)が装着されています。手回しハンドルとしても使えます。

ドライバは付属しませんが、組み合わせ可能なドライバをご用意しております。あわせてご検討ください。

・メレック 5相ステッピングモータドライバ DB-5410
・オリエンタルモーター 5相ステッピングモータードライバ SD5107P3
・オリエンタルモーター 5相ステッピングモータードライバ UDK5107NW2
・オリエンタルモーター 5相ステッピングモータードライバ RKD507-A
・オリエンタルモーター 5相ステッピングモータードライバ UDX5107N

●接続例

下記の図の上側の回路は、コントローラにArduino+CNCシールド(Amazonで現時点で2,630円)、ドライバにRKD507-Aを使用しています。「Arduinoでメカトロニクス製品を動かそう」では、Arduinoで動かす場合の詳細なご説明をしています。ぜひご覧ください。

下側の回路は、コントローラに当社のパルス変換IC、ドライバにDB-5410を使用しています。手動パルサ(ハンドル)に連動してステージが動くので、顕微鏡の拡大映像をモニタで確認しながら対象物の観察や検査をしたいときに便利です。手動パルサはこちら(Amazon)から購入できます。



※5相ステッピングモーターが10本リード線仕様となっているため、一見複雑な配線に見えますが、これはスター結線や新ペンタゴン結線など、あらゆる駆動方式のドライバに対応できるようになっているためです。

実際にドライバ(DB-5410)に接続して、正確な位置決め動作ができることを確認しています。
また、本体には、近接センサ(リミットが2つと原点近傍が1つ)が内蔵されていますが、これも正常に動作することを確認しています。
多少のキズと汚れがありますが、使用感がありませんので未使用品と思われます。
ドライバは付属しません。