ミネベア製のユニポーラ形ステッピングモーターです。

ステップ角:1.8°
巻線抵抗:2.85Ω(実測値)
シャフト径:Φ6.35mm(ギヤ付き)

歯車の仕様を当社で調べました。下記は実測値をもとに計算した値となります。

種類:標準平歯車
基準円直径:約Φ16mm
歯数:20
モジュール:約0.8
歯幅:約7mm


シャフトの長さが8mmと一般的なステッピングモーターに比べて短くなっております。

長さ180mmのケーブルを付属します。ArduinoのCNCシールドなどに搭載されているドライバモジュールで駆動する場合は、以下の図のように6本のうち4本しか使いません。このステッピングモーターはユニポーラですが、それをバイポーラとして使うためです。

「Arduinoでメカトロニクス製品を動かそう」では、Arduinoで動かす場合の詳細なご説明をしていますので、ぜひご覧ください。

THKのアクチュエータ(ボールねじのピッチ:10mm)に装着し、垂直動作をさせたところ、8kgのおもりを上下させることができました。




参考までに、OKI ステッピングモータ KHP42J2501を同じように、THKのアクチュエータに装着し、垂直動作をさせたところ、6kgのおもりを上下させることができました。



ただ、速度については、 KHP42J2501のほうが最大で7,000mm/minまで出すことができたのに対し、この23LM-C352-G1Vは、その半分の3,500mm/minまでしか出せませんでした(Vref=0.6Vの時)。このため、低速域でトルクが必要な用途におすすめします。

未使用品の為きれいです。
シャフトにギアが装着されていないものも販売しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。