折り曲げ機 MAGEMAGE

美しく曲げる会心の金属折り曲げ機。

Bends Made Beautiful.
Our Congenial Metal Bending Machine.

独自の設計思想から生まれた、卓上型金属折り曲げ機の組み立てキット。
両手でレバーを押し下げるだけのシンプルな構造ながら、300mmを誇る曲げ幅に加え、トグル構造の採用で高い加圧力を発揮。厚い板から長い板まで、鋭角や鈍角はもちろん、逆曲げやカーリング曲げ(※)なども自由自在。電気を使わず、最小限の力で安全に、美しい曲げ加工を叶えてくれる。

※カーリング曲げ…鈍角曲げを一定ピッチで繰り返すことによって大きなRを作る曲げ工法のこと。

開発ポイント

大きな加圧力を生み出す独自構造

トグル構造の採用により、レバーを押し下げる動作で800kg以上もの加圧力が発生。
小さな力を加えるだけで、厚い板や長い板も楽に折り曲げることができる。

卓上で広い加工範囲を実現

曲げ幅は実に300mmと、卓上折り曲げ機の中でも広域サイズ。
ロボットの部品製作からオリジナルの名刺ケース作りまで、創作の幅を大きく広げてくれる。

さまざまな折り曲げ加工に対応

鋭角曲げ、鈍角曲げ、逆曲げ、鈍角曲げを一定ピッチで繰り返すことによって大きなRをつくるカーリング曲げから、曲げ競合の回避まで。折り曲げ機の性能にとらわれず、自由な設計が可能になる。

上型全体を取り外し可能

上型全体を簡単に取り外すことのできる構造を採用。
万が一、加工品が挟まってしまった場合でも、上型を取り外せば簡単に取り外すことができる。

Engineer : Hiromasa Akahane
Editor : Keita Fukasawa
Photographer : Kota Sugawara


外形寸法

(※1)バックゲージ(オプション品)を取り付けた場合の寸法です。

製品構成

MAGEMAGE本体

パンチ(6種)

ダイ(6種)

その他、ご用意いただくものについてはこちらをご覧ください。

仕様


最大曲げ幅


最大曲げ幅

300mm


加圧能力


加圧能力

800kg以上
下死点約2t


ストローク


ストローク

16mm


曲げ方式


曲げ方式

ヤゲン式


パンチ


パンチ

分割式(6種類)
幅10、15、20、40、80、160mm
例えば、パンチの全長を65mmにしたい場合、10、15、40mmのパンチを組み合わせて使用します。
全長を67mmにしたい場合は、各パンチの間に1mmの隙間をあけます。
ダイの場合も同様です。


ダイ


ダイ

分割式(6種類)
幅10、15、20、40、80、160mm


バックゲージの最大目盛


バックゲージの最大目盛

150mm


加工可能な材料


加工可能な材料

アルミ、トタン、銅板、鉄板、ステンレスなど
詳細は「曲げ限界表」をご覧ください。


重量


重量

本体:8.0kg
バックゲージ:0.8kg
※ バックゲージはオプション品です。


加工限界に関する仕様

曲げ限界表

肉抜き法の併用や、ダイの間隔を広げることにより、さらに厚い板や幅の広い板を曲げることが可能です。

最小曲げ長さ

Bの最小長さ:t + 7mm

※ 参考値です。材料の機械的性質によって多少異なる場合があります。

形状による制約

部品の形状によっては、図のように材料がパンチやパンチホルダーに干渉することがあります。パンチホルダーの寸法図やガイド紙を参考に干渉しない寸法で設計してください。

※ 狙った角度まで曲げてもパンチの圧力がなくなると材料が戻ってしまうスプリングバックと言う現象が発生します。加工の際に必要な角度より少し多く曲げることとなると思いますので、材料と加工機との間に5mm~10mm程度の余裕ができるように部品の設計をしてください。

■ 型紙ダウンロード

構想中の部品を実際に書き込んだり、厚紙で製作し当てることで簡単に干渉を確認することができます。ダウンロード後実寸サイズで印刷しご使用ください。

■ 側面図ダウンロード

パンチホルダーの寸法が必要な場合は、側面図をご確認ください。

パンチとダイの組み合わせ表

例えば、パンチの全長を65mmにしたい場合、10mm、15mm、40mmのパンチを使用します。
全長を67mmにしたい場合は、各パンチの間に1mmの隙間をあけます。
ダイの場合も同様です。

全長 パンチ・ダイの幅
 10   15   20   40   80  160
10
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
85
90
95
100
105
110
115
120
125
130
135
140
145
150
155
160
165
170
175
180
185
190
195
200
205
210
215
220
225
230
235
240
245
250
255
260
265
270
275
280
285
290
295
300

「MAGEMAGE」の使い方

加圧力の大きさが仕上がりの美しさを左右する、金属板の折り曲げ加工。
「MAGEMAGE」は、両手でレバーを押し下げるだけのシンプルな構造ながら、300mmを誇る曲げ幅と高い加圧力を誇る、独自設計の卓上型折り曲げ機。電気を使わず、小さな力で自由自在な曲げ加工を実現してくれる、「MAGEMAGE」の使い方をご紹介します。

用意するもの

  • 「MAGEMAGE」
  • ダイとパンチ(キットに含まれます)
  • アルミ板商品ページへ

1. 材料の用意

折り曲げる材料を用意します。今回は見本として、アルミの材料を用意しました。

加工可能な材質はアルミ以外にも、トタン、銅板、鉄板、ステンレスなどがあります。
加工可能な厚みは素材によって異なるため、こちらの曲げ限界表をご参照ください。

※板金穴あけ機「GOIGOI」で穴あけ加工を施したものを使用しています。

2. ダイとパンチの取り付け

「MAGEMAGE」に付属のダイとパンチを取り付けます。曲げる板の幅に合わせてダイとパンチを取り付けてください。

ダイとパンチにはそれぞれ幅10、15、20、40、80、160mmの6種類があります。
例えば、パンチの全長を65mmにしたい場合、10、15、40mmのパンチを組み合わせて使用します。
全長を67mmにしたい場合は、各パンチの間に1mmの隙間をあけます。

3. 折り曲げ

曲げたい位置にパンチが来るように調整します。
パンチを材料に押し当てたまま、両手で左右のレバーを持ち、押し下げるだけで簡単に折り曲げ加工を行うことができます。

■ 折り曲げ角度の調整方法
左右の「パンチホルダーリング」を回してパンチの位置を上下させることで、折り曲げ角度を1度単位で調整することができます。

「GOIGOI」と「MAGEMAGE」を組み合わせることで、写真のようなアンプケースを簡単に作ることができます。

オプション品紹介

バックゲージ

バックゲージをあらかじめ曲げたい位置にセットしておくことにより、材料を突き当てて曲げるという簡単な作業だけで、正確な位置での曲げ加工ができるようになります。

デスプゲージ

デプスゲージを装着すれば、折り曲げ角度や板厚を変えるたびにスケールで測り直す必要がなく、正確なパンチ位置がわかるようになります。

キズ防止シート

曲げ加工の際に、材料に付いてしまう曲げキズを防ぎます。
このキズ防止シートは、防弾ベストや宇宙服にも使われている、鉄よりも強度の高いスーパー繊維を伸縮性のあるニット編みにしたものです。このため、折り曲げの際に生じる強い引っ張りや摩耗に長く耐えることができます。使用箇所をずらしていけば、さらに長く経済的にご使用いただけます。テープなどを重ね張りするよりも手軽で、粘着物が材料やダイに残らないためベタベタしません。


加工サンプル

直角曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

鈍角曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

鋭角曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

カーリング曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

切り起こし加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

直角曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

鈍角曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

鋭角曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

カーリング曲げ加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

切り起こし加工

材質 A5052(アルミ)
板厚 1.0mm
サイズ 30 × 120mm

キットの組み立てに必要な工具類


六角レンチ

2面幅1.5~6mmのものが必要です。(商品ページへ


+ドライバ

No.2のものが必要です。


スパナ

二面幅7、10、13mmのものが必要です。
(二面幅7~13mmまで対応したモンキーレンチでも代用可能です)


ヤスリ

組み立ての際に必要です。(商品ページへ


綿棒

グリスを塗る際にあると便利です。