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Arduinoで動くアクチュエータ SUS XA-42L-100+XA-ED1-Ro

商品コード
51205
商品の概要と仕様
Arduinoで動くアクチュエータ(SUSのステッピングモータ内蔵アクチュエータ)です。
ドライバ(XA-ED1)、および、ケーブルも付属します。

ストローク:100mm
ガイド:リニアガイド
ボールネジ:Φ7mm(転造ねじ)
バックラッシ:0.1mm以下
原点センサ:磁気近接タイプ内蔵
原点復帰精度:±0.02mm
モータ:パルスモータ(1.8°ステップ)
ベーススライダ:高剛性アルミ押出し材(A6N01S-T5 アルマイト表面処理)
励磁方式:1-2相励磁(ハーフステップ)
電源電圧:DC24V ±5%

最大速度:50mm/sec
位置繰返し制度:±0.02mm
ボールねじ:2mm
分解能:0.005mm/パルス
モーメント負荷
・Ma:2.9N/m
・Mb:3.5N/m
・Mc:6.7N/m
張出し長さ
・Ma:100mm
・Mb:120mm
・Mc:120mm



JOG運転のようす



原点復帰のようす



商品の状態
アクチュエータとコントローラが正常に動作することを確認しました。

タイトルに「Arduinoで動く」と入れましたのは、当社にて、ドライバのケーブルの先端にコネクタを取り付け、Aruduino+CNCシールド(2018年10月時点で2,630円)に差し込めばすぐに使えるようにしてあるためです。
もちろん本体および内部回路に一切の変更は加えておりませんので、Arduinoでなくシーケンサや各種マイコンなど、お客さまのコントローラで制御可能です。

以降の説明は、下記を前提としています。

・ArduinoとCNCシールドは、こちら(Amazon)から購入したものを使用しています。
・そのArduinoには、最新版のGrblをアップロードしています。

Arduinoで動かすには、コネクタを下記のようにCNCシールドへ差し込んでください。




今回の配線ではCNCシールドに搭載されているA4988ステッピングモータドライバモジュールを使用しません。このため上記写真の通り、X軸のところのドライバモジュールは引き抜いて使用しています。もし、CNCシールドに搭載のドライバモジュールで駆動させたい場合は、XA-ED1の取説の6-1ページに、アクチュエータから出ているコネクタのピンアサインが載っていますのでそちらを参考に配線を行ってください。

原点復帰についてですが、アクチュエータ本体に原点センサが内蔵されています。そのセンサの出力が付属のドライバ(XA-ED1)に取り込まれ、「HOME LS」という端子に接続されています。これをCNCシールドのENDSTOPSのX+に接続すれば、原点復帰が可能です。
原点復帰のようすを動画におさめました。ページの下の方でご覧になれます。

なお、原点復帰は、デフォルトでZ軸→XY軸というように動作するため、3軸揃っていなければ完了できません。しかし今回は、1軸のみで使用するため、config.hを下記のように変更し、X軸だけで原点復帰が完了できるようにしています。詳しくはこちらをご覧ください。



ドライバ(XA-ED1)の内部のDIPスイッチは、Arduinoに合わせて下記のように入力信号の電圧を5V、パルス方式を1パルス方式に設定してあります。 詳しくはXA-ED1の取説をご覧ください。






Grblの設定は下記のように設定してください。



$100(1mmあたりのステップ数)の設定は、ボールネジのピッチが2ミリ、ステッピングモータの1周あたりのパルス数が400なので、400÷2=200となり、$100=200となります。 速度や加減速等の設定は用途に合わせて調整してください。

商品の状態についてですが、ほとんど使用感がなく、精度も保たれています。
動かすにあたり必要なものはすべて揃っています。

メーカー希望小売価格:27,000円(XA-42L-100)+8,000円(XA-ED1-Ro)
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