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KitMill RD300/420

本製品は在庫がなくなり次第、販売終了となります。後継機種はこちら
保守部品は販売終了後も最低8年間保有いたします。

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返品・交換・キャンセルなどの保証については、こちらをご確認ください。

  • 概要
  • 特長
  • 仕様
  • 加工サンプル
  • ご用意
    いただくもの
  • ゴム鉄砲
    製作のようす

アルミ加工の決定版

KitMill RD300/420は、広い加工範囲を持つ高コストパフォーマンスデスクトップ型CNCフライス組み立てキットです。鋳鉄製ベーステーブルやアルミ押出材フレームの採用により機械剛性を確保し、安定した切削加工を実現します。

より広く、より強く

KitMill RD300/420は、mini-CNC COBRA 2520/2530の後継機として広い加工範囲と高い切削性能を両立させた機種です。切削性能だけでなく、ご要望の多かったボールスクリューへの換装にも対応させ高い拡張性も持つKitMillのフラッグシップモデルです。

進化し続けるKitMillシリーズ

2003年に誕生し常に進化し続けてきたKitMillシリーズ。詳しくはこちらをご覧ください。

案内


明和電機様もRD420ユーザーです。

ものづくり文化展2015で最優秀賞を受賞されたしたーじゅ様もRD300をお使いいただいております。

堅牢な構造

ベーステーブルは強度と振動減衰性に優れる鋳鉄製、XZ軸のベースには肉厚のあるアルミ押出材を使用した堅牢な構造で、卓上型ながらも安定した切削加工を実現します。

正確な案内機構

案内機構には精度に優れるリニアガイドを採用し、送りねじには東洋シャフト製の台形ねじを使用しています。さらにオプションのボールスクリュー化キットを使用することで、バックラッシも極限まで減らすことが可能です。

広い加工範囲でありながら、省スペース

A4サイズを超える220mm×420mm※1の広い加工範囲を備えることでより大きい部品を削り出すことができ、多数個取りにも有利です。XYZ軸ともスピンドル側が動く構造を採用しているので、大きな加工範囲を持ちながらも本体サイズ以上の設置スペースを必要としません。

※1 : KitMill RD420使用時

教育現場への導入を容易に

加工機全体を覆える安全カバーも用意しております。周囲に人が集まる状況でも使用できるため、教育現場などにおすすめです。

研究室や工業系大学、コワーキングスペースでの利用に最適

卓上サイズながら高い切削性能を持つ本製品は、全国各地の研究室や工業系大学、コワーキングスペースで広く利用されています。

コワーキングスーペースMONO

仕様

項目 RD300 RD420
テーブルサイズ 220mm(W) × 300mm(D) 220mm(W) × 420mm(D)
取り付け可能な材料の高さ 52mm
加工可能な材料 樹脂、FRP、木材、アルミ合金全般、真鍮
スピンドル ツールチャック形式 標準 セットスクリュー式
オプション※1 コレットチャック式
対応シャンク径 Φ3、Φ3.175、Φ4、Φ6 (ご購入時に選択いただけます)
定格回転数 標準 5600r/min
オプション※2 3400、5600、10000r/minの3段階
モーター定格出力 35W
送り機構 案内形式 リニアガイド
送り形式 標準 Φ12台形ねじ - 樹脂ナット ※リード2mm
オプション※3 ボールスクリュー (XY軸のみ) ※リード4mm
ストローク X軸:224mm
Y軸:304mm
Z軸:67mm
X軸:224mm
Y軸:424mm
Z軸:67mm
最大送り速度 標準 XY軸:30mm/s (F1800)
  Z軸:15mm/s (F900)
オプション※3 XY軸:70mm/s (F4200)
  Z軸:15mm/s (F900)
分解能 標準 1.25μm
オプション※3 2.5μm (XY軸のみ)
電装部 コントローラー TRA150
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 120W
対応CAM Cut2D / VCarve / Cut3D / MeshCAM / Fusion360 / PhotoVCarve
記載されていないCAMについては、こちらからご確認いただけます。
重量 41kg 50kg

※1 コレットチャック式スピンドル装着時
※2 3段プーリー装着時
※3 ボールスクリュー化セット装着時

外形寸法

外形寸法

カッコ内の寸法は、RD420のものです。

製品構成

  • 加工機本体
  • コントローラー(TRA150)
  • 制御用ソフトウェア(USBCNC)
  • 配線用ケーブル

この他、必要なものに関してはこちらでご確認いただけます。

カタログダウンロード

ご注意

A7075 超々ジュラルミン
ケミカルウッド
名称または用途 : 歯車
材質 : A7075 超々ジュラルミン
CAD : 図脳RAPID
CAM : Cut2D
ツール : 2MSD0200
切り込み : 0.2mm (溝加工)、0.4mm (ポケット加工)
送り速度 : 300mm/min
加工時間 : 約120分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)
名称または用途 : 遠心力ファン
材質 : ケミカルウッド
CAD : 図脳RAPID
CAM : Cut2D
ツール : RSE230 3×9×30
切り込み : 1.0mm (溝加工)、2.0mm (ポケット加工)
送り速度 : 600mm/min
加工時間 : 約65分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)
布ベークライト
A5052
名称または用途 : コネクタトレイ
材質 : 布ベークライト
CAD : AutoCAD (お客様提供データ)
CAM : Cut2D
ツール : RSE230 2×6×20
切り込み : 0.5mm
送り速度 : 600mm/min
加工時間 : 約120分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)
名称または用途 : ゴム鉄砲のフレーム
材質 : A5052
CAD : Illustrator
データ提供:新妻 一樹[ZumA2]様(ブログ)
CAM : Cut2D
ツール : 2MSD0200
切り込み : 0.1mm
送り速度 : 480mm/min
加工時間 : 約260分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)
ゴム鉄砲 製作のようす
木材 (カリマンタンエボニー)
A5052 (彩で着色アルマイト済)
名称または用途 : ゴム鉄砲のグリップ
材質 : 木材 (カリマンタンエボニー)
CAD : SolidWorks
データ提供:新妻 一樹[ZumA2]様(ブログ)
CAM : Cut3D
ツール : WXL-EBD-R 1.5×8×6
切り込み : 1.2mm
送り速度 : 600mm/min
加工時間 : 約100分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)
ゴム鉄砲 製作のようす
名称または用途 : ゴム鉄砲のフレームへの彫刻
材質 : A5052 (彩で着色アルマイト済)
CAD : VCarve
CAM : VCarve
ツール : 彫刻カッター90°
切り込み : 0.1mm
送り速度 : 240mm/min
加工時間 : 約20分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)
ゴム鉄砲 製作のようす
真鍮加工歯車
名称または用途 : 2段歯車(モジュール1)
材質 : C3604 快削真鍮
CAD : Gearotic Motion
図脳RAPID
CAM : Cut2D
ツール : 2MSD0300 (穴、ポケット加工)
ニック之助 (歯面の加工)
切り込み : 0.1mm
送り速度 : 500mm/min (穴、ポケット加工)
300mm/min (歯面の加工)
加工時間 : 約140分
加工動画 (クリックで加工中の動画がご覧になれます)

ご用意いただくものをリストアップしました。ご購入前のチェック表としてもご利用ください。

CNC運転のために必要なもの

項目 内容
USBポート搭載パソコン 付属のコントローラー(TRA150)との接続のため、USBポート搭載のパソコンが必要です。動作環境については、こちらをご覧ください。
CADソフトウェア CADは当社で取り扱っておりませんので、用途に合わせたものを別途ご用意ください。2DCAMを使用される場合はDXFファイルが出力できるものを、3DCAMを使用される場合はSTLファイルが出力できるものをご利用ください。
こちらで個人ユーザーによく使われているCADをまとめたページがございます。
CAMソフトウェア キットに含まれておりませんので、用途に合わせたものを別途ご用意ください。こちらのページからご購入いただけます。各ソフトウェアの比較はこちら

※NCプログラムをテキストエディタなどで作成すれば、CAD/CAMがなくても動かすことはできます。しかし、部品を加工するためのNCプログラムは数千行、ものによっては数万行におよぶため、部品を製作される場合は必須であるとお考えください。

キットの組立に必要な工具類

項目 内容
六角レンチ 2面幅1.5~6mmのものが必要です。こちらで販売しています。
六角レンチドライバ 2面幅3mmのものが必要です。
+ドライバ No.00とNo.2のものが必要です。
-ドライバ 幅2mmと5mmのものが必要です。
半田ごてと半田 配線で必要になります。
ニッパー 配線でケーブルの切断や被覆を取るのに使います。

切削に必要なもの

項目 内容
エンドミル キットに含まれていませんので、用途に合わせたものを別途ご購入ください。
その際、KitMillの対応シャンク径と、エンドミルのシャンク径が同じかをご確認ください。
はじめてご購入される方には、こちらの商品をおすすめいたします。
両面テープ 材料の固定に使います。貼って簡単にはがせるタイプのものをおすすめします。

あると便利なもの

項目 内容
スクレーパー 両面テープで固定した材料をはがすのに使います。
2D加工スターターセット 2D加工の練習を行う際におすすめのセットです。機械工作でよく使われる材料がセットになっておりますので、各材料の加工の練習にもなります。

KitMillおすすめ小物リンクコーナーをご用意しました。
こちらよりどうぞ

KitMillおすすめ小物コーナー

はじめに

KitMill RD300アルマイトキット 彩を使って、ゴム鉄砲を作ってみました。ここではその製作過程をご紹介します。
KAZKIN様よりストライクディンゴというかっこいいゴム鉄砲のデータをいただきました。

KAZKIN様のウェブサイト

フレームの切削

いただいたIllustratorのデータから、Cut2DによりNCプログラムを作成しました。A5052のアルミ板からフレームを削り出します。厚みが3mmあるので時間がかかります。KitMill RDは加工範囲が広いので、多くの部品を一度に削り出すことができます。
フレームの切削

グリップの切削

いただいたIllustratorのデータから一度ソリッドワークスで3次元モデルを作成し、Cut3DによりNCプログラムを作成しました。木材から3次元切削を行い、グリップを削り出します。
グリップの切削

バリ取り

アルミ板のエッジは鋭いため、ノガバーなどで面取りをします。また、皿座繰やタッピングも手加工で行います。
グリップはエンドミルで削っただけでは筋目が残るので、紙やすりで仕上げます。
バリ取り

アルマイト

美観向上のため、彩でアルマイト処理をします。
アルマイト

動画は電源をつないで陽極酸化皮膜を形成しているようすです。陰極の鉛板から泡が出ています。

一部の部品はこのあと染料に入れて黒く着色します。
ところが...脱脂処理が甘く、色ムラができてしまいました。
黒く着色

彫刻

フレームに彫刻を行います。失敗すると最初から作り直しになるので緊張します。
着色アルマイトに彫刻を行うとコントラストが効いてきれいに見えます。
彫刻

完成

思わず発砲したくなるくらい魅力的なゴム鉄砲の完成です。


完成