「オリジナルマインドフェア2023」開催レポート
2023年11月18日(土)に株式会社オリジナルマインド主催「オリジナルマインドフェア2023」を開催いたしました。実に6年ぶりの開催となる今回は、最後の中古品即売会をはじめ、オリジナル製品の展示・体験、加工サンプルの展示やロボット操作体験など、多くのコーナーを設けさせていただきました。当日は雪も舞うような天候にも関わらず、300人を超える方にご来場いただき、会場は驚くほどの盛況を見せていました。
そんな当日の活気あふれる様子を捉えた写真とともに、私たちオリジナルマインドが今回のイベントを通して感じた「ものづくり」の現在を、このページに綴らせていただきます。ぜひ、イベントの思い出を振り返りながらお楽しみください。
当日の会場の様子
お客様の作品
「オリジナルマインドフェア2023」を終えて
私たちオリジナルマインドのコンセプトは、「ものづくりの楽しさと夢」を提供することです。今回のイベントは、そのコンセプトを具現化すべく開催させていただきました。
近年、ものづくりをする人たちが減ってきているのではないかという危機感を私たちは感じています。AIやDX、IoTといった先進技術のほうが、特に若者には魅力的に映るようです。もちろんそういった分野は、私たちの社会の発展に欠かせない分野ですから、そこに貢献することは大切なことだと思います。ただ、それらの発展の基礎になるものは、「実体験」ではないかと私は感じています。何かを設計するには、加工の実体験が必要であるように、先進技術においても、その活用には実体験が必要ではないでしょうか。その実体験を積むためには、ものづくりは理想的だと思います。自社の商品を売りたいからこのようなことを言っているわけではありません。実際にモノに触れ、加工したり、組み立てたり、動かしたりを繰り返す。ときには怪我をしたり、痛い思いをすることもあるかもしれませんが、その経験が理論だけでは得られない貴重な学びとなり、人々を本当に豊かにする技術へと繋がるのではないか。そう感じています。
しかし、そう言っている私たちも、中古メカトロニクス製品の即売会はこれで最後としてしまいました。ただでさえ、ものづくりをする人が減っているかもしれないのに、もっと減らしてしまうことになるのではないか。今回、たくさんの人たちがこの岡谷という田舎まで足を運んでくださったり、中古品をワクワクしながら手に取ってくださったところを見て、そのことを自問自答しています。私たちは、ものづくりをする人が減っているということに嘆いてばかりではなく、その魅力をもっと発信し続けなければならなかったのではないか。そう思い始めています。もう一度、仲間と話し合いながら、どうしたらものづくりの魅力を伝えることができるのか、真剣に検討していきたいと思いました。
最後になりましたが、当日は雪が舞う中を近場・遠方問わず、たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。今後も皆様のご期待に添えるよう努力してまいります。
中村 一
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