ホーム > ものづくり文化展 > 2019年度 第9回 ものづくり文化展 入選作品『CNCフライス盤』

入選

CNCフライス盤

制作者 : 山下 一樹

制作者コメント :
時計部品作成用のCNCフライス盤です。以前はKitMill RD300を使っていたのですが、精度、剛性などの問題でこれ以上のレベルの部品加工をするためには限界を感じたので、自分の望む性能の加工機を作成することにしました。通常のフライス加工用の3軸(X,Y,Z)+ピニオン加工時の割り出し用のA軸の合計4軸です。A軸は自作した時計旋盤のヘッドストックがそのまま取り付けられるようにしており、時計旋盤で加工後チャックし直すことなくギヤ切りに移ることができ、高精度なギヤ切りが可能になっています。このようなことは業務用も含めて市販のCNCでやることは難しいので、自作ならではの強みです。

「いいモノ」を作るには、それを作るための「いい道具」が必要。作者はそのこだわりからCNCフライスそのものを自作。まさに「ひとりオリジナルマインド」。

土佐 信道

ものづくりをしていく中で直面する様々な困難を、ものともせず次々と斬り倒していくかのように突き進んでいる様子が作品から伺える。このまま突き進んでいったら、この人は一体どこまで行ってしまうのだろう、どんな素晴らしい作品が生まれるのだろうという、恐ろしさにも似た期待感をつのらせる。

中村 一

関連リンク

受賞作品一覧:2019年