ホーム > ものづくり文化展 > 2019年度 第9回 ものづくり文化展 入選作品『1/4 YAMAHA XS650 Engine』

入選

1/4 YAMAHA XS650 Engine

制作者 : 木川 暁仁

制作者コメント :
ヤマハ市販車4ストロークエンジンの始祖ともいえる、XS650。そのエンジンを美しさを余すことなく1/4サイズの模型に仕上げました。いつもは、RD300を用い切削加工で製作していたのですが、今回は3Dプリンターを本格導入。正直細かな精度はRD300の切削加工に軍配が上がるのですが、どうしても切削では対応できない空冷フィンを再現するため、3Dプリンターでの出力となります。
また、材質・製造方法による金属の質感の違いを塗装で表現してみました。通常アルミの旋削・切削で済ませてしまう部品もあえてプラスチックで製作。一部金属製のボルトを除き大部分は塗装による仕上げです。砂型鋳造、ダイキャスト、プレス、ポリッシュ、メッキ・・・、その背筋の伸びた立ち姿に多彩な表情が現れます。

エンジン大好き感が伝わってくるほどの機構の再現性と塗装のきれいさ。小さいものになればなるほど、一点のホコリや形のズレが大きく目立つ。相当集中力がないと、これは作れないなあと感心しました。

土佐 信道

メカ好きにとってエンジンほど美しいものはないと思う。エンジン開発者の挑戦と情熱に思いを馳せながら、同じ製造工程を辿るように、繊細な感性を活かし本物そっくりに再現。この作品の写真を何の説明もなしに見ると、ほとんどの人は本物のエンジンと思ってしまうのではないだろうか。

中村 一

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