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クリエイターたち ~活用事例~

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自分らしく楽しくものづくりを

2012年07月12日

電気通信大学の特殊部隊

(社)日本機械学会主催の第15回大道芸ロボット大会準優勝の電気通信大学の大道芸部隊を見学させていただいた。 電気通信大学には、電気通信大学知能機械工学科 (元機械制御工学科) 主催のもと、95年に設立された学科公認のロボメカ工房と呼ばれる工作サークルがある。電気通信大学の学生であれば学科問わず、誰でも参加することができるサークルで、出場する大会ごとに部隊というくくりで活動している。現在は2、3年生だけでも70名以上が在籍しており、全部で12ある部隊は、それぞれ個性的なロボットを作っている。
ロボメカ工房の部員たちは自分たちのサークルのことを「上下関係のない体育会系の部活」と言い、どの部隊も部員それぞれの個性を大切にしている風土がある。 その中でも大道芸ロボット部隊は総勢9名、「人を楽しませることを目的としたロボットを作る」部隊で他の部隊にはないダンボールでの工作や裁縫までこなす特殊部隊だ。


部隊長、大道芸ロボットの魅力を語る!

部隊長の山下くんに話を聞いた。 「今回の大会では、刀を振って遠くの物が切れたらかっこいいな?というコンセプトからロボット作りがはじまりました。 物理的に切れたことを表現するためにはどうすればいいか?と試行錯誤しながら設計や組立を行いました」

「大道芸部隊が面白いところは、自分の使ってみたい技術や得意な技術を自由に使ってロボット作りができるところです。他の大会ではルールや規定によってかなり制限がされてしまいますが、大道芸ロボットではそれがなく発泡スチロールやダンボールで外装を作ったり、裁縫なんかもするのが大道芸ロボットならではだと思います。12部隊でミシンを使うのはうちの部隊くらいですよ (笑) また今回の大会ではロボットだけでなく、子供たちが見ていて楽しいようにお芝居の要素を入れました。演劇部を掛け持ちしている人がいるので脚本を書いてもらい、演出の面でもこだわりました」

彼が制作した動画「ロボットの大会のようす」

部員それぞれの得意分野を生かし、彼らは今回の大会で準優勝を獲得した。


環境によって育まれたチャレンジ精神

ロボメカ工房では自分らしく楽しくものづくりをするということを誰もが実践している。 自分の作りたいものを実現するための技術を習得する環境があり、その作りたいものを誰も否定しない、他人に結論を押し付けない。そんな「自分らしく楽しくものづくりをする」という風土がロボメカ工房にはあるのだ。 そんな環境で育った彼らには、「作りたいものを実現させる」という高いチャレンジ精神と「アイデアを実現に向けて努力する力」を持っているように感じた。 しかしそれぞれの作りたいものの意志が強すぎて案出しの会議ではなかなかまとまらず、かなり苦労したようだ。また、大会直前は春休みで毎日部室に来て、朝から晩まで一日中ロボット製作に励んだそうです。彼らが「作りたいものを実現させる」という高いチャレンジ精神と「アイデアを実現に向けて努力する力」をもってものづくりに取り組んでいる姿は、まさに今後の日本を担うものづくりの精鋭部隊のようで頼もしい限りだ。


あとがき

電気通信大学には、今回紹介した大道芸ロボット部隊を含め、個性あふれる学生が数多く所属している。ひとり一人の個性を大切にしている彼らにとって、大道芸ロボットとは、まさにうってつけな大会ではないだろうか。

大道芸ロボットにおいて最も大切なことは、難しいプログラムでも、高度な設計でもない。独創的なアイデアだ。アイデア次第では優勝することも夢ではない。ものづくり初心者にも最適なこの大会、ぜひ参加してみてはどうだろうか?

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