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クリエイターたち ~活用事例~

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HAKUはクラブ員全員のアイドルになった

2010年04月22日

長野県松本工業高等学校電子工学クラブ訪問記

56名のクラブ員全員が取組むロボット製作

「以前は、機械科のマシニングセンターが空いている時に借りて材料加工をしていたんです」と赤羽先生は話し始めた。
赤羽先生はこの松本工業高校で電子工学クラブの顧問をされている。このクラブは3学年合わせて56人の大所帯で、活動拠点となっている2つの広い部室には打ち合わせのざわめきとともに時々歓声が上がるなど熱気に包まれていた。奥の教室では当社から納めた2台のHAKUが机に据え付けられ頼もしく動いている。

機械科でマシニングセンターを借りて使っていたときは1台しかないそのマシンを部員が順番で使うので、なかなか予定したとおりに進まず苦労が絶えなかったと言う。マシニングセンターはとても高価なので絶対に壊してはならないというプレッシャーもあるうえに、大型の工作機械は危険も伴うという心配もあった。そして何よりも機械科のスケジュールが優先されるので、クラブの都合でいつでも自由に使える訳ではないという点が活動のネックになっていた。


フル稼働する2台のHAKU

実をいうと赤羽先生は当社オリジナルマインドに勤務する若手G社員の高校時代のクラブ顧問であった。(その後の異動でこの松本工業高校に赴任された)そんな縁もあり、この高校にはHAKUを2台納入させていただいている。
クラブ活動は、平日の午後4時から6時半までの2時間半のほか土曜日も終日行っている。その間2台のHAKUは動きっぱなしであることは当然だが、今後は平日も朝セッティングをして一日中フル稼働することになるという。これだけ頼りにされ使い込まれると"メーカー冥利につきる"と言うしかない。
「ものすごく酷使しているので、プーリーベルトなどは真っ黒になっていますよね。でもマシン全体が白くてきれいなのは、いつも皆が一所懸命磨いているからです」と、ますます嬉しいお言葉。
さらに「皆で一生懸命これだけ使っているので、酷使して仮に壊してしまってもいいと思っているんです」ともおっしゃるのだが、その点はう~ん・・HAKUガンバレとエールをおくっておきましょう。今のところトラブルはないようだ。
導入当時に赤羽先生がした事といえばソフトのインストールと簡単な説明だけで、あとは生徒さんたちが自分達でどんどん使いこなしていったという。さすがは全員がロボット製作を手がける生徒さんたちで、たのもしい。CAD/CAMからマシンの扱いまで、基本的な手順はマシニングセンターと同じなので、電気・電子工業科の生徒が学科の学習内容を超え生きた勉強になっていると、その点もポイントだ。

HAKUの魅力は?とお尋ねしたところ、「価格が手の届く範囲であること、それとロボットに合った加工テーブル」というお答え。一般的なCNC工作機と比較して、さほど多くない予算でも2台ものCNCマシンを導入できた事にご満足いただいているようだ。


mini-CNCから生まれる様々な工夫


さてクラブの活動に目を移すと、先輩から後輩にしっかりとノウハウが伝わっていてとても好感が持てる雰囲気である。全員がここで1年間に1台のロボット(マイコンカーか相撲ロボット)を製作する。
2年生は自分の作品のほかに1年生の設計も担当し、1年生はそれを手で加工し組み立てていくのである。手で加工する理由は、材質によって違う硬さや弾力などを先ずは身体で覚えてもらうためだという。3年生になった時点で「思ったものを、思った通りに作れるようになる」ことが最終目標だ。

2台のHAKUから毎年60台近いロボットが生まれていくと思うと、私たちもワクワクする。
このクラブから全国高校生ものづくりコンテストや若年者ものづくり競技大会の電子回路組立て職種のチャンピオンが3人出ているし、過去4年間全て3位以内に入賞しているそうだ。今後の活躍を私たちも全員で応援していこう。

お客様名:長野県松本工業高等学校
納入製品:mini-CNC HAKU 2台

製品の詳細については、下記のページをご覧ください。
>> mini-CNC HAKU

<熱気溢れるクラブ室>
PCに向う人、加工する人それぞれが真剣だ。


<フル回転する2台のHAKU>
一日中動きつづける働き者


<部長の草深君のマイコンカー>
シャーシーとなるジュラルミン・ポリカーボネート、角パイプなどはHAKUで加工した。なかなかカッコイイ。


<2年生チーム作成のマイコンカー>
軽量化を図るためにG-FRPでシャーシーを作り、強度を高めるためにそれを2枚重ねた構造にした自信作。


<相撲ロボット>
激しい戦いに絶えられる頑丈なジュラルミン製シャーシーも、もちろんHAKUで加工したもの。


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