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ものづくり文化展

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メタル輪ゴム銃「シルバーウルフ2015コンセプト」

明和電機 土佐社長のコメント

この作品のバカバカしさ、ナンセンスさは秀逸です(笑)。この輪ゴム銃は、仕上がりが美しいだけではなく、ズッシリとした重量感があり、発射した時の反動もちゃんと伝わってくる本格的なものです。ここまで作りこんで、やることはただ輪ゴム飛ばすだけなんですよね。そのギャップがおかしくて爆笑してしまいました。それにしても工作物としての精度も、命中精度も完璧で、よくこれほどの物を作ったな~、というのが正直な感想です。
   バカバカしいものを大真面目で凝りに凝って作る。ここがポイントです!もし精度が高くなかったら、ただのバカになってしまいますからね。そして精度を上げれば上げるほどバカバカしさが際立ってくる、それが美学なんです。輪ゴム飛ばすのにこの機構はいらないだろうというような工夫を幾つも「わざわざ」組み込んでいる。このカッチリ感、しかも精度が高い。この辺が選考の理由でした。薄板を重ね合わせる方法で、作りやすさとデザインぴったりバランスされている点も素晴らしいと思います。

新妻様から受賞コメントを頂きました。

この度は特別賞に選考して頂き誠にありがとうございます。子どもの頃誰もが作ったであろうゴム鉄砲を、大人が本気で作ったらどうなるかという好奇心がそもそもの始まりで、「真剣」に「ふざけている」この企画の趣旨をご理解いただけて大変光栄に思います。ゴム銃作り歴7年の私にとって2015年は転機の年となりました。期待と不安を胸に未知なる機械だったCNCフライスを導入した結果、飛躍的に作品の精度が上がり、このような素晴らしい賞を頂き、KitMillのお陰で改めてものづくりの楽しさを認識する事ができました。これを励みにより一層製作に邁進していきたい思います。

※上記の写真及び動画は、新妻様が授与式にお越しくださった時に当社にて撮影させて頂いたものです。

▲新妻様ヘのインタビュー記事はこちら

投稿内容

製作者のコメント

2008年から趣味で作り始めた金属製の輪ゴム銃。それまではバンドソーで手切りしたものでしたが、今年から導入したCNC「KitMill RD300」により加工精度が増し、従来より複雑な設計の作品づくりが可能になりました。

■メタル輪ゴム銃「シルバーウルフ2015コンセプト」
セミオートマチック式の拳銃のようにトリガーを引くごとに1発ずつ輪ゴムを放ちます。歯車型七角形の回転翼を使用し装弾数は14発。トリガー操作と連動して銃身が前後にスライドし、その衝撃でゴム銃には無いはずの射撃時の反動を再現しています。また銃身部分は着脱が可能で、装填済みのものと換装することで、マガジン(弾倉)のような役割も果たします。そんなギミックについてはぜひ動画をご覧ください。
CNC導入後初めて本格的な試作機を作ってみましたが、完成後の削り合せや調整に殆ど時間を割かれる事がなく、製作の効率が飛躍的に向上したことを実感できました。それにパーツの切出しや穴あけを自分でやらずに済むので、加工の大変さを気にせず思いっきり自由にデザインや機構を考えられるようになったのも嬉しいです。

製作者の情報

製作者 新妻 一樹(ZumA2)様
Twitter @KAZKIN2120
Facebook KAZKIN2120 R.B.GUNS
ブログ PSYCHODRIVE Over Boost !?

主に使用している加工機械や部品

写真

RD300で切削している様子。2mmのスクエアエンドミルを使用しています。

材料はRD300のテーブルサイズ(220mm×300mm)にカットした3mm厚のアルミ板(A5052)3枚です。

大小43個からなるパーツを重ね合わせるようにして組み立てます。当然ですがCNC加工に穴位置のズレはありません。

設計はIllustratorで行います。ほぼ側面図のみで事足ります。

滑らかにスライドさせる為、ミニチュアベアリングを仕込みます。2.5D加工がこういう場面で役に立ちました。

加工を終えたパーツはアルマイト処理をして仕上げました。銃身はオレンジやグリーンに染め、その周りをネイビーに染色。銃本体はアルミの地の色のままですが、アルマイト処理後はやや白っぽく落ち着いた質感になります。

銃身のスライド量は少なめながら、カシャンという動作音と小気味好い反動が腕に伝わります。調整を何度も繰り返す事なくすんなり完成に漕ぎ着けました。CNC恐るべし。

ロックレバーを引きながらバレルカバーを展開し、輪ゴムの装填や銃身の換装を行います。またフォアグリップは展開すればスタンドにも早変わりします。

アルマイト処理は見た目が良くなるだけでなく、耐摩耗性が増すので機関部のパーツにも有効です。アルミのCNC加工品にアルマイト処理は打って付けの相性だと思います。

初めての輪ゴム銃作品「シルバーウルフ」を、CNCを導入した今だから作れるものとして再構築したのが今作。手作りに比べて苦労した点は特に無く、もっと複雑な設計に取り組みたい意欲が湧いてきました。

動画

Metal Rubber Band Gun "Silver Wolf 2015 CONCEPT"


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