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MeshCAM V6

3次元CAMソフト。
豊富な仕上げ加工により
加工面を綺麗に仕上げることが可能。

MeshCAM V6 ライセンス代行取得
販売価格:26,800円(税込)



  • MeshCAMとは
  • 使用例

概要と特長

MeshCAMは3次元データからNCプログラムを生成する3次元CAMソフトです。等高線仕上げ、パラレル仕上げ、ペンシル仕上げに対応しており、加工面を綺麗に仕上げることができます。使いこなせば工作の強い味方となります。

STL形式のファイルに対応

多くの3次元CADソフトが出力可能なSTL形式のファイルに対応しています。お使いの3次元CADソフトがSTLの出力に対応している場合はそのままお使いいただけます。

ツール情報の保存が可能

よく使うエンドミルと加工条件を設定しておいて、それらを呼び出すことができます。毎回設定する手間を省けます。

豊富な仕上げ加工

等高線仕上げ、パラレル仕上げ、ペンシル仕上げに対応しています。形状ごとに使い分けることで、加工面を綺麗に仕上げることができます。

タブの加工が可能

タブにより、切り抜く部品を保持することができます。タブを追加するには、追加したい部分をクリックするだけです。

画像ファイルの読み込み

画像ファイルを読み込み、3次元データとして認識することができます。レリーフの製作などに便利です。

多面加工に対応

片面加工、2面加工には標準で対応しています。モデルを回転移動させられるため、たとえば90度ごとに回転させてNCプログラムを生成すれば4面加工も可能です。

4軸加工に対応

低価格ながら、4軸加工が可能です。
※同時4軸加工には対応しておりません。設定した角度ごとに3軸加工を繰り返して加工します。

加工範囲の指定

加工する範囲を指定できます。無駄な加工を行わない分、加工時間を短くすることができます。円や多角形などの形状で指定できます。

モデルの分割が可能

厚さを指定して、モデルを分割できます。ツールの長さやZ軸のストロークが足りない場合でも、Z軸方向の大きなものが切削可能です。

体験版

ソフト本体はこちらからダウンロードいただけます。 上記ソフトウェアインストール後、仮ライセンスコードを入力すれば体験版として使用できます(日数制限あり)。ご購入前に動作をご確認ください。 仮ライセンスコードはこちらから入手できます。
※V6はメニューの日本語化に対応しておりません。

▼ツール情報の保存
ツール情報の保存

▼等高線仕上げのシミュレーション
等高線仕上げのシミュレーション
▼パラレル仕上げのシミュレーション
パラレル仕上げのシミュレーション
▼加工範囲を円形に指定
加工範囲を円形に指定

使用例

MeshCAMは3次元データからツールパスを生成する3次元CAMソフトです。
非常に低価格で、個人でも購入可能な価格となっています。
今回はその体験版でも利用可能な、片面3次元加工の方法をご紹介いたします。

片面3次元加工

ご注意

この記事は紹介用に作成したものです。
MeshCAMは当社で作成したものではないため、ソフトウェアのサポートやこの記事による不都合が生じても責任を負いかねます。
また、ソフトウェアの画面はバージョンアップ等で変更される場合があります。
あらかじめご了承頂きますよう、お願いいたします。

用意するもの

  • POM (45×45×8以上のサイズのもの) 1個
    今回はPOM T=10×100×150(黒)を使用しました。
  • 両面テープ
  • ボールエンドミル (R1.5 刃長8) 1本
  • MeshCAM
    名前とメールアドレスを入力して仮ライセンスも入手しておきます。
    仮ライセンスでは日数制限の間使用できます。
    日数は製作元のWebページにてご確認ください

MeshCAMによるNCプログラム生成

3次元CADデータの用意

ここではSTLファイルを使います。STLファイルは3次元CADのデータ形式です。
今回は当社にて作成したSTLファイルを使います。以下よりダウンロードできます。
STLファイルのダウンロード

3次元CADはSolidWorksを利用しました。
これ以外の3次元CADでも、STLファイルを出力できるものであれば、MeshCAMにてツールパスの生成が可能です。

MeshCAMの起動

スタート→すべてのプログラム→MeshCAM V4をクリックしてMeshCAMを起動します。
MeshCAMを起動

STLデータの読み込み

ボタンをクリックして、先程のSTLファイルを読み込みます。 ファイルを読み込むと、単位選択の画面が表示されます。 mmを選択して、OKボタンをクリックします。
単位選択画面

単位を指定すると、加工方法選択の画面が表示されます。
ここでは3軸加工を選択します。
加工方法選択画面

以下のようになっているか確認します。

モデルの回転

以下のようにモデルを回転させておきます。
ボタンをクリックします。

▼回転前 ▼回転後
回転前 回転後

Xの部分に-90と入力してOKボタンをクリックします。
図形回転

以下のようになっているか確認します。

画面の説明

黄色のモデルがCADで作成したデータです。
赤、緑、青の矢印はそれぞれX、Y、Z軸を表しています。
白い線は材料を表しています。
赤い線は最終的に切削する深さを表しています。(以下の画面では白い線と重なっています)
切削条件の設定を変更すると、対応する部分が変化するので、その都度確認してください。
また加工物の表示は、

  • 左クリックしながらマウスを動かすと回転
  • ホイールで拡大縮小
  • 右クリックしながらマウスを動かすと平行移動

のように変更できます。

材料サイズの設定

ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。
以下のように入力してOKボタンをクリックします。
白い線のサイズが変更されるので確認して下さい。
ストックを定義

空中移動座標の設定

ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。
ここでは2mmと設定しておきます。
高さ取消にセット

最終切削深さの設定

ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。
座標系は機械座標を選択し、-7mmと入力します。
OKをクリックすると赤い線が変更されるので確認してください。
最大深さを定義

加工範囲の設定

ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。
はじめに形状を選択します。ここでは円を選択します。
選択後、モデルを囲むように円を描きます。
形状選択

加工条件の詳細設定

ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。
はじめに使用するボールエンドミルの設定を行います。
荒削り有効にチェックを入れ、ツール選択ボタンをクリックします。
使用するボールエンドミルの設定

ツール選択画面で追加ボタンをクリックして使用するボールエンドミルを追加します。
使用するボールエンドミルを追加

編集ツール画面にて、ツール形状はボールエンドミルを選択し、以下のように数値を入力してOKボタンをクリックします。
数値入力

追加したボールエンドミルを選択した状態で決定ボタンをクリックします。
追加したボールエンドミルを選択

メッセージが表示されます。
はいをクリックします。
パラメータ・コピー

仕上げパス有効にチェックを入れ、同じボールエンドミルを設定しておきます。
同じボールエンドミルを設定

その他、以下と同じように設定しておきます。
数値を入力した後はmmと入力してください。inのままだと単位がインチになります。
すべて入力したらOKボタンをクリックしてNCプログラムを算出します。
時間がかかるのでしばらく待ちます。
設定内容

NCプログラムの確認、保存

それぞれのNCプログラムを確認します。

荒削りのNCプログラムを確認します。
等高線仕上げとパラレル仕上げのチェックを外します。
以下のように表示されているか確認して下さい。


次に等高線仕上げのNCプログラムを確認します。
荒削りオペレーションとパラレル仕上げのチェックを外します。
等高線仕上げでは斜めの部分を加工するようになっているはずです。
以下のように表示されているか確認してください。
等高線仕上げ確認

次にパラレル仕上げのNCプログラムを確認します。
荒削りオペレーションと等高線仕上げのチェックを外します。
パラレル仕上げではモデルの上面部分のみ加工するようになっているはずです。
以下のように表示されているか確認します。
パラレル仕上げ確認

MeshCAMでは、このように形状によって加工方法を変更することで綺麗に加工することができます。
どこが加工されるかは、以下の画面の赤枠部分で設定できます。
モデルの形状に合わせて設定してください。
形状によって加工方法を変更

確認が終わったらNCプログラムを保存します。
保存する際には、荒削りオペレーション、等高線仕上げ、パラレル仕上げのチェックを入れておいて下さい。
チェックを入れたら、ツールパス保存ボタンをクリックして保存します。
ファイルの種類はUSBCNC-MM(*.nc)を選択します。
ツールパスを保存

POMの加工

材料の用意

POMを用意します。今回の加工は切り抜きではないので、捨て板は必要ありません。

両面テープの貼り付け

POMに両面テープを貼り付けます。
両面テープをあまりたくさん貼り付けすぎると剥がすときに大変ですし、かといって少なすぎると切削中に剥がれてしまう可能性があります。
両面テープの貼り付け

本体に貼り付け

本体にさきほどのPOMを貼り付けます。側面がX軸とY軸とできるだけ平行になるように貼り付けます。
本体に貼り付け

ボールエンドミルのセット

本体にボールエンドミルをセットして下さい。
ボールエンドミルのセット

USBCNCの起動

スタート→すべてのプログラム→USBCNCV3→USBCNCV3をクリックしてUSBCNCを起動します。
USBCNCの起動

加工を開始する位置に移動

JOGを使って、POMの左下の角のあたりにX・Y・Z軸を移動させます。
加工開始位置に移動

Z軸の位置出し

  1. スピンドルを回転させる。 ボタンをクリックでスピンドルが回転します。
  2. ボールエンドミルの先端が材料に当たるまでゆっくりとJOGで下降させます。
    材料に当たるまでJOG下降

  3. 材料に当たった位置で止め、この座標を原点に設定します。以下の3つのボタンをクリックすると設定されます。
    座標を原点に設定

  4. Z軸を少し上げて、材料から離しておきます。

NCプログラムの読み込み

USBCNCで先ほど生成したNCプログラムを読み込みます。
ボタンをクリックしてメニューを切り替え、 ボタンをクリックして先ほど生成したファイルを開きます。
ファイルを開く

加工スタート

ボタンをクリックして加工を開始させます。
加工を開始すると、すぐに「Please load tool 0」とメッセージが表示されて加工が停止します。


これはツールチェンジの命令が実行されているためです。
この命令が実行されているときにツールを交換します。
今回は一貫して同じツールを使用しているので関係ありません。
ボタンをクリックしてスピンドルを回転させ、再度 ボタンをクリックして加工を再開させます。

写真をクリックで加工中の動画がご覧になれます。

荒削りの動画
荒削りの動画
等高線仕上げの動画
等高線仕上げの動画
パラレル仕上げの動画
パラレル仕上げの動画

加工完了後の写真
加工完了後

側面も綺麗に加工できています。
側面加工