つくる人を、つくることで応援する。

大賀 一平

メカエンジニア(開発部)/ 2025 年入社

私が当社を知ったきっかけは、高専時代の部活動でした。高専ではロボット研究部に所属し、ロボットの設計をしていました。そんな中、3 年生の頃に部室へ「KitMill RZ300」が導入されました。

それ以前にも大型の CNC を使う機会はありましたが、学校の備品ということもあり、故障や破損を気にしてしまい、気軽に使える環境ではありませんでした。しかし、卓上サイズの「KitMill」が導入されたことで、切削部品を手軽につくれるようになり、設計の自由度が大きくあがりました。当時はまだ、「こんな面白い製品をつくっている企業があるんだ」くらいの認識でしたが、ものづくりの楽しさを強く感じた出来事でした。

やがて就職活動が始まった際に、教員から次のような言葉をもらいました。
『就活では「どこで就職したいか」「どれだけお金を稼げるか」「どんな仕事がしたいか」のうち、どれを大事にしたいかはっきりさせるとうまくいく。』
この言葉をきっかけに、私は「ものづくりに取り組む人を応援する仕事がしたい」と考えるようになりました。そして、その想いに最も合っていると感じたのが、オリジナルマインドでした。

2025 年 4 月に新卒で入社し、初めて任された仕事は製品理解も兼ねた卓上射出成形機「INARI」の成形サンプルの製作でした。何をつくるかというところから考える必要がある中で、先輩と相談し、まずは趣味であるダーツのチップを製作してみることになりました。そして、先輩のサポートを受けながら、試行錯誤を重ね、無事にサンプルを完成させることができました。その後、完成したサンプルをもとに Web で記事を発信したところ、以前「INARI」をご購入いただいたお客様から、「記事をきっかけに、金型加工に挑戦することができた」とお声をいただきました。自分の製品理解のための仕事が、お客様の新たな挑戦につながったことを知り、「ものづくりに取り組む人を応援する」という自分の目指していた働き方そのものだと感じました。

現在私は、オリジナル製品の開発に携わっています。展示会などでよく、「オリジナルマインドの製品は、機能だけでなく外観や梱包にまでこだわっていて素晴らしい」というお言葉をいただくことがあります。そうした細部へのこだわりに表れる「オリジナルマインドらしさ」を大切にしながら、これからの製品開発に取り組んでいきたいと考えています。

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1日のスケジュール

8:20~ メールチェック、スケジュール確認

メールの確認と、スケジュールを確認します。

お問い合わせ対応

開発業務の合間に、お客様からの製品に関するお問い合わせに対応することもあります。お問い合わせへの対応では、お客様に安心して製品をご利用いただけるよう、丁寧に状況を把握しスムーズな回答を心がけます。

9:40~ 製品開発、設計、試作品試験

新製品の開発や、加工サンプルの製作に取り組んでいただきます。オリジナルマインドの開発部では、開発の進め方が一律に決められているわけではなく、各エンジニアが自分に合った方法で業務を進めています。また、開発を進める中でわからないことがあれば、その都度先輩エンジニアのサポートを受けることができます。

10:20~ 休憩(10分間)
12:00~ 昼休憩(45分間)
見学対応

お客様から製品見学のご予約をいただいた際には、開発部が見学対応を担当することもあります。見学では、当社製品でどのような加工ができるのかをお客様に実感していただけるよう、丁寧にご説明しながら加工の実演を行います。

10:20~ 休憩(10分間)

17:00~ 部内で進捗を共有

1日の最後に、開発の進捗状況を部内で共有します。

入社後の仕事

自分の興味をテーマに加工サンプルを製作
最初の仕事は、自社製品の使い方や加工技術を学ぶための、加工サンプルの企画・製作です。私は「見る人にワクワクを届けるために、自分がワクワクできるものを作ろう」と考え、趣味だったダーツと以前から興味のあった自作キーボードをテーマに選びました。キーボードはKitMill、INARI、CONERIを使用し、ほとんどすべての部品をオリジナルマインドの製品で製作しています。実際に自社製品を使ってものづくりを行うことで、製品知識や加工方法を横断的に学ぶことができ、展示会での製品説明にも役立ちました。製作のようすは、当社の 公式note でも紹介しています。ぜひご覧ください。
プラスチック破砕機の開発
入社後から新製品として開発を進めている「プラスチック破砕機」の設計・試作を担当しています。約1年間にわたり試作・評価・改善を繰り返し、2026年6月に開催された展示会では、量産モデルを見据えた試作機として展示することができました。現在は、展示会でいただいたお客様のご意見も反映しながら、量産モデルの開発を進めています。
※画像と各仕事内容は開発中(2026年 7月現在)のものです。

先輩インタビュー

現在はどのような仕事をされていますか?
メカエンジニアとしてオリジナル製品の開発に携わるほか、展示会やショールームなどで展示する加工サンプルの考案・設計を担当しています。製品開発では、性能を求めつつも洗練されたデザインを意識したり、お客様がお求めやすい価格になるようパーツを絞り込んで設計するなど、お客様が心地よく使えて、所有することに誇りを持てる製品づくりを心がけています。加工サンプルの製作では、目にした瞬間に「おっ!」と感じていただけること、そして「自分も何かつくってみたい」と思っていただけることを目指し、企画段階からこだわってつくっています。製品開発でもサンプル製作でも、自分自身が楽しめていないものは、お客様にとっても魅力的にならないと考えているので、常に楽しみながらつくることを大切にしています。

また、展示会への出展や技術的なお問い合わせ対応を担当することもあります。当社の製品に関心をお持ちの方や、実際にご使用いただいているお客様の声を直接伺うことも、設計や開発に携わる上で大切な仕事です。
今の仕事のやりがいを教えてください。
オリジナルマインドでは、製品見学や展示会、SNS などを通じて、実際に製品を使用されているお客様と直接交流する機会が多くあります。学生時代に別の企業でインターンを経験しましたが、その会社は BtoB を中心とした事業形態で、お客様との距離をどこか遠くに感じる場面がありました。その点当社ではこうした交流の機会を通じて、製品を使用しているお客様の反応を直接知ることができます。製品に対して前向きなお声をいただけたときは、大きなやりがいを感じます。

それから、加工サンプルをつくっている時は「やっぱりものづくりって面白いな」と思います。私は工場の中でものが出来上がっていくようすとか、何かができていく過程を見るのがとても好きなので、自分が設計したものが加工されて出来上がっていく過程を実感できる時は楽しいと感じますね。

また、当社の開発部では先輩から助言をいただくことはありますが、基本的には一つの製品を一人のエンジニアが担当します。そのため、製品が完成したときには「自分がつくり上げた」という実感とともに、大きな達成感と誇りを持つことができます。
オリジナルマインドのメカエンジニアとして働くコツはありますか?
当社のメカエンジニアは、自分で開発の進め方を決められる分、スケジュール管理も各自で行う必要があります。だからこそ、まずは自分の特性を理解し、どのような管理方法が合っているのかを把握することが大切です。私は「いつまでに何をやるか」を明確に決めておかないと進行が緩みがちなところがあります。そのため、スマホのカレンダーなどを利用し、まずは大きなスパンで「この日までにこれを完成させる」と設定した上で「この時期までに何を終えるか」と工程を細かく分けて管理しています。人によっては長期の計画だけでできる人もいるでしょうし、反対に短期で切り分けた方が良い人もいますから、まずは自分を理解することが大切です。

もちろん、最初は計画どおりに進まないこともあると思います。大切なのは、その結果を振り返り「自分の今の能力ではこのスケジュールではできない、ここならできた」と把握しておくことです。そうした積み重ねがあれば、次に同じタスクがきた時にはもっと精度の高い計画を立てることができます。自身を理解し、経験を次に活かしていく姿勢をもつことが、エンジニアとしての着実な成長につながります。
最後に、オリジナルマインドへの応募を考えている方にメッセージをお願いします。
オリジナルマインドの開発部の特徴は、ひとつの製品を企画から開発まで自らが一貫して担当できるところです。構想から完成まで自らの手で進めることができますから、ものづくりの過程を楽しめる人や、ものが出来上がったときに大きな喜びを感じられる人は働いていて楽しいと思います。もちろん自ら担当するといっても、わからないことがあれば先輩が丁寧にサポートしてくれます。

それから、ものづくりが好きな人には、設計のやり方にそれぞれのスタイルがあると思います。使いたい部品の配置を大まかに決めてから全体像を組み上げていくタイプの人もいれば、最初に全体像のイメージがあって、その形に合うようにパーツを決めていく人もいるでしょう。オリジナルマインドでは各エンジニアがそれぞれ自分に合った方法で開発を進めますので、自分のやり方を大切にしたい方にとって力を発揮しやすい環境です。

また、当社の開発部の業務では、お問い合わせ対応や見学対応などで、お客様と交流する機会もあります。製品をつくるだけでなく、実際に使う人の反応に関心を持てる方や、日々の細かな業務も柔軟に楽しめる方は特に向いていると思います。