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シリンダセンサの活用例
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概要

今回はシリンダセンサの活用例を紹介します。シリンダセンサは本来エアシリンダに取り付けて使用するものですが、アイデア次第で幅広く活用することができます。実際に扉の開閉を検出してランプを点灯させてみました。

シリンダセンサの役割

シリンダセンサを活用する前に、シリンダセンサが本来どのような役割を担っているのか確認してみましょう。シリンダセンサは、いわゆる「リードスイッチ」と呼ばれる素子と同じで、磁石が近づくと内部の離れていた接点が接触する仕組みになっています。(実際には接点ではなく磁気抵抗素子を用いた無接点式もあります。)エアシリンダのロッドにはリング状の磁石が装着されているので、シリンダセンサをエアシリンダに装着すれば、ロッドが伸びているのか縮んでいるのかを検出することができるというわけです。

シリンダセンサの使い方

それではシリンダセンサを使用する場合はどのように配線すれば良いのでしょうか?
下記はシリンダセンサから信号が出力されているかを確認する配線図です。エアシリンダのロッドが伸びている状態では緑のランプが点灯し、縮んでいる状態では黄色のランプが点灯します。

シリンダセンサの種類

シリンダセンサには2つの種類があります。検出方法の違いや寿命などの特徴を理解して、用途に適した種類のシリンダセンサを活用しましょう。

有接点式

いわゆる「リードスイッチ」と原理は同じです。磁石が近づくと内部の離れていた接点が機械的に接触することで通電させる方式です。接点なのでAC100VやAC200Vといった高い電圧を通電させることができるという特徴があります。

無接点式

磁気検出素子によって磁力を検知して、ICが判定と出力を行う方式です。有接点式と比較して寿命が長いのが特徴です。有接点が500万回に対して無接点は4000万回(SMC製品)

シリンダセンサの名称

シリンダセンサはメーカーごとにその名称が異なります。

SMC:オートスイッチ
コガネイ:センサスイッチ
CKD:シリンダスイッチ

また、シリンダによって適合するシリンダセンサが異なります。メーカーのカタログを参考に、使用したいシリンダに適合するシリンダセンサを確認しましょう。

シリンダセンサの活用例

シリンダセンサの仕組みについてご理解いただけましたでしょうか?仕組みや配線方法を正しく理解していれば、シリンダセンサを簡単に活用することができます。冒頭で紹介した扉の開閉検出も、ボックスと扉にシリンダセンサと磁石を取り付けているだけです。

なお、今回使用した取付金具の図面をご用意しましたのでご覧ください。直径5mm以内のシリンダセンサに使用することができます。

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