ホーム > メカトロニクス新品 > CNC関連 > CAMソフトウェア > PhotoVCarve

PhotoVCarve

JPG、TIFなどの画像を読み込み
リトフェイン加工のツールパスを出力。

販売価格:18,800円(税込)






  • 概要と特長
  • 使用例
  • ライセンス適用の流れ
  • USBCNCで
    ご使用頂く場合

PhotoVCarve

概要と特長

画像を元に、リトフェイン加工のツールパスを出力することができます。切削する深さでグラデーションを表現しており、裏から光を当てると透過度の違いにより読み込んだ画像(白黒)が現れます。思い出の品の製作にいかがでしょうか。

代表的な画像ファイル形式に対応

BMP、JPG、GIF、TIF、PNGファイルに対応しています。

加工サイズを設定可能

加工サイズを設定可能なので、画像の解像度に関係なく、材料のサイズに合わせて切削することが可能です。

透過色を設定可能

透過色に設定された色の部分は切削されません。背景が一色であれば、人物のみを切削するといったことが可能です。

加工条件を保存可能

読み込んだデータと加工条件とをあわせて、独自のファイル形式に保存できます。後になって、部分的に加工条件を変えたいときなどに便利です。

ツール・データベース

よく使うエンドミルと加工条件を設定しておいて、それらを呼び出すことができます。毎回設定する手間を省けます。

切削シミュレータ付属

切削シミュレータが組み込まれているため、ツールパスの確認と修正とをスピーディに行うことができます。

Cut2D、VCarveProとの組み合わせが可能

PhotoVCarve形式のファイル(*.pvc)はCut2D、VCarveProで読み込むことができます。PhotoVCarveでリトフェイン加工を設定し、Cut2D、VCarveProで切り抜き加工や文字の彫刻の設定を行うことができます。

体験版

PhotoVCarveは体験版をご使用になれますので、ご購入前にこちらからダウンロードして事前に動作をご確認ください。

▼リトフェインの製作
リトフェインの制作

▼VCarveProとの組み合わせ
VCarveProとの組み合わせ

使用例

PhotoVCarveの体験版を用いて、下図のようなリトフェインを製作する方法をご紹介いたします。

リトフェイン

ご注意

この記事は紹介用に作成したものです。
PhotoVCarveは当社で作成したものではないため、ソフトウェアのサポートやこの記事による不都合が生じても責任を負いかねます。
また、ソフトウェアの画面はバージョンアップ等で変更される場合があります。
あらかじめご了承頂きますよう、お願いいたします。

用意するもの

PhotoVCarveによるツールパス生成

PhotoVCarveの起動

起動すると下図の画面が表示されます。
体験版の場合は、画面左側の「Evaluation files to machine ...」にあるファイルでないと画像に「PhotoVCarvetrial Edition」の文字が入ります。
ここでは、「Baby boy photo」を使用します。「Baby boy photo」の部分をダブルクリックしてください。
PhotoVCarveの起動
(クリックで拡大します)

切削範囲の設定

ファイルを開くと下図(左)の画面になります。これはシミュレーション結果です。この状態で「Make color transparent」のチェックをはずすと下図(右)のように画像が確認できます。

切削範囲の設定1
(クリックで拡大します)
切削範囲の設定2
(クリックで拡大します)

今回は背景(黄色の部分)を切削しないように設定します。下記の操作を行ってください。

  1. 下図(左)の状態で「Make color transparent」のチェックを入れる。
  2. 「Select」ボタンをクリックし、背景(黄色の部分)をクリックします。
  3. 下図(右)のように背景が透明になっていることを確認してください。確認後、画面左側の「Set Material Size」をクリックします。
切削範囲の設定3
(クリックで拡大します)
切削範囲の設定4
(クリックで拡大します)

材料のサイズ設定

下図のように画面左側の項目を編集します。
編集したら「Apply」ボタンをクリックし、画面左側の「Set Cutting Parameters」をクリックします。
材料のサイズ設定
(クリックで拡大します)

ツールパスの生成

下図(左)の画面になります。下記の作業を行ってください。

  1. 「Select ...」ボタンをクリックし、下図(右)のようにエンドミルを追加します(「New ..」ボタンで追加できます)。
    各項目も下図(右)のように編集してください(加工条件は加工機ごとに調整してください)。 編集後、「Apply」ボタンをクリックしてから、「OK」ボタンをクリックします。
    切り込み時の速度は「Plunge Rate」ではなく「Feed Rate」の値が適用されます。これはPhotoVCarveの仕様であり、加工する材料がデュポンコーリアンのため問題ありません。
  2. 下図(左)のように画面左側の項目を編集します。
  3. 下図(左)の「Calculate」ボタンをクリックすると、ツールパスが算出されます。計算が終了するまでしばらく待ちます。
ツールパスの生成
(クリックで拡大します)
エンドミルを追加
(クリックで拡大します)

シミュレーション結果確認

ツールパスが算出されると、自動的に切削シミュレーションが行われます。
画像の白い部分ほど深く、黒い部分ほど浅く切削されていることを確認してください。逆になっている場合は、「Invert light / dark areas」がチェックされているか確認してください。修正した場合は再度「Calculate」ボタンをクリックして、シミュレーション結果を確認してください。確認後、画面左側の「Preview & Save Toolpath」をクリックします。
シミュレーション結果確認
(クリックで拡大します)

ツールパスの保存

下図の画面になります。
「Post Processor」のプルダウンメニューで「Mach2/3(mm)(*.txt)」を選択します。
「Save Toolpath」ボタンをクリックするとファイル保存ダイアログが表示されるので、好きな場所に保存します。
NCVCでツールパスを確認する場合、拡張子を「.txt」から「.ncd」に変更する必要があります(Mach3は「.txt」のまま読み込めます)。
生成したGコードのダウンロード
ツールパスの保存
(クリックで拡大します)

デュポンコーリアンの加工

材料の用意

デュポンコーリアンを用意します。今回はあらかじめ70×58.5mmの大きさの物に切り抜いておきましたが、リトフェイン加工した後に切り抜いてもかまいません。

両面テープの貼り付け

デュポンコーリアンに両面テープを貼り付けます。両面テープをあまりたくさん貼り付けすぎると剥がすときに大変ですし、かといって少なすぎると切削中に剥がれてしまう可能性があります。何度か試して、最適な量を貼り付けてください。
両面テープの貼り付け

本体に貼り付け

加工テーブルにさきほどのデュポンコーリアンを貼り付けます。
本体に貼り付け

エンドミルのセット

本体にエンドミルをセットします。今回使用するエンドミルはシャフト径がΦ3mmのものです。標準付属のスピンドルシャフトにはセットできませんのでご注意ください。
エンドミルのセット

Mach3の起動

デスクトップにある「Mach3 Loader」をクリックします。
Mach3の起動


メニューが表示されますので、「haku」を選択し「OK」をクリックします。
「haku」を選択

加工を開始する位置に移動

JOG(キーボードの矢印キー)を使って、材料の左下のあたりにX・Y・Z軸を移動させます。
加工を開始する位置に移動

Z軸の位置出し

  1. スピンドルを回転させます。Spindle CW F5(赤い枠で囲ったボタン)をクリックでスピンドルが回転します。
    スピンドルを回転させます。
  2. エンドミルの先端が材料に当たるまでゆっくりとJOGで下降させます。
    エンドミルを下降させます。
  3. スピンドルをOFFします。OFFにするには、もう一度Spindle CW F5をクリックします。

現在位置設定

X軸を-10mm、Y軸を-10mm、Z軸を0.5mmに設定します。数字の部分をクリックして数値を入力後にエンターを押下すると設定できます。
こうすることで、現在ツールのある位置から、X軸方向に10mm、Y軸方向に10mm、Z軸方向に-0.5mm移動した位置を原点にすることができます。
現在位置設定

Gコードの読み込み

メニューのFile/Load G-Codeをクリックし、さきほどPhotoVCarveで生成されたGコードを読み込みます。

加工スタート

さあいよいよ加工スタートです! 「Cycle Start」をクリックで加工がスタートします。
※切削粉が大量にでます。掃除機で定期的に吸い取る等、粉塵対策を行ってください。
加工スタート


クリックで加工中の動画がご覧になれます。


加工完了後の写真
加工完了後


リトフェインの完成です
リトフェイン完成

以上で説明は終了です。

届いたCDを使ってソフトウェアをインストール

起動時にライセンス入力画面が表示されるので、仮ライセンスコード(CDケース裏に記載されているライセンスコード)を入力
仮ライセンスコードを入力


ソフトを起動するたびに、登録をうながすメッセージが表示されるようになります
OKボタンをクリックしてVectricのライセンス登録サイトへ移動します
メッセージ表示


ライセンス登録サイトに移動後、個人情報を入力し、Submit Registration Requestボタンをクリックします
(入力内容に誤りのないようにご注意ください)
※日本語入力には対応しておりません。必ず「英数字」でのご入力をお願いいたします。 個人情報を入力


登録したメールアドレス宛に正式なライセンスコードが送られます

メニューのHelp > Enter License Codeをクリックし、送られてきたライセンスコードを入力
ライセンスコードを入力


次回起動時から登録を促すメッセージが出なくなる

完了

※登録後にメールが届かない場合はへメールを送ってください。
※インストールしたパソコンにインターネット環境が整っていない方は、またはに仮ライセンスコードを送れば正式なライセンスを取得できます。

NCプログラムを保存する画面で、PostProcessorの項目にUSBCNC(mm)(*.nc)がすでに存在する場合、以下の操作は不要です。
※USBCNC(mm)(*.nc)が存在する状態で以下の操作を行うと、ソフトウェア起動時にエラーになる場合があります。
※コンボボックス内のアイテムはアルファベット順になっていないものもあります。



USBCNC用ポストプロセッサの適用方法

以下の操作をすると、USBCNC用のNCプログラムを出力できるようになります。
これにより、Mach3用のNCプログラムでは、修正して使用する必要がありましたが、その必要がなくなります。

まず、各CAMソフトウェア用のポストプロセッサをダウンロードします。
使用しているソフトウェアのものをダウンロードしてください。
右クリックから「対象をファイルに保存」でダウンロードできます。

次に、各CAMソフトウェアのインストールフォルダにあるPostPフォルダ内に対応するファイルをコピーします。
PostPフォルダの場所は各ソフトウェアのバージョンによって異なります。
以下のどちらかにあるので、確認できた方にコピーします。

  • 各CAMソフトウェアのメニューのFile > Open Application Data Folderをクリックして表示されたPostPフォルダ
    (日本語表記になっている場合はメニューの「ファイル > アプリケーションフォルダを開く...」をクリックすると表示されます)
  • C:\Program Files\ソフトウェア名\PostP

のどちらかにあるので、確認できた方にコピーします。

ファイルをコピーした後、CAMソフトウェアを再起動してください。
プロセッサはCAMソフトウェアの起動時に読み込まれるため、再起動するまではプロセッサが使用できません。


NCプログラムを保存する画面で、PostProcessorの項目にUSBCNC(mm)(*.nc)があることを確認してください。
確認後、NCプログラムを保存します。




保存したNCプログラムをUSBCNCで読み込みます。エラーが表示されないことを確認して下さい。