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ものづくり文化展

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水槽(和風)

製作者の情報

製作者 矢内 秀和様
Webページ MECH-LABO

使用している製品・部品

製作者のコメント

今回は和風の水槽に挑戦してみました。 うちの会社の従業員たちが店の入り口で金魚を飼っていたのですが、金魚がどんどん育って大きくなり、「水槽が狭そう、もう少し大きいのを作って」との事で仕方なく製作しました。

写真

完成後、店の前に設置した様子。
製作中の写真です。
飼っているのは金魚とメダカで、横から見るタイプではなく、上から見る水槽にしようと思い、和風に仕上げる事にしました。
まずは土台のフレームを鉄アングルで半自動溶接機を使って組み立てていきます。
低床重量用のキャスターとアジャスターフットを付けて、錆止めと黒の塗料を塗って仕上げます。
鉄のアングルフレームの上に木材で水槽のフレームや屋根を作っていきます。
屋根や見える部分は木目の綺麗な檜材にしました。
金魚やメダカは日本の気候で生きられるとの事で、電気代も高く付くので、ヒーター無しにしました。
しかし断熱材だけは底と周囲に入れておきました。
以前の小さい水槽の時から見に来てくれてた近所の子供たちも楽しめるように、正面の中央だけ横からも見られるように手元にあった強化ガラス板を入れました。
水槽の内側には1mm厚の塩ビ板を貼って目地にはコーキングをしました。
バルブなどを付ける隔壁ソケットも作りました。
3mm厚のステンレスフラットバーから切り出して、穴を開け、各サイズのソケットをTIG溶接して作りました。
溶接焼けはバレル処理機で落としました。
水中LED照明の製作中の様子。
水中といっても防水する必要はなく、水槽の壁に穴をあけ、そこに透明のプラ容器をはめ込んで水が漏れないようにし、メンテナンスの事も考えてLED照明には水槽の外側からアクセスできるようにしました。
3Wの電球色パワーLEDを9つ点灯させます。
熱くなるのでヒートシンクとファンモーターを1つずつ付けました。
水槽に取り付ける材料が揃ってきました。
ポンプの吸い込み側のストレーナーは塩ビパイプの異径ソケットを少し旋盤加工とネジ加工し、吸い込み口の部分に網になった換気口スクリーンをはめ込んで作りました。
右の黒い箱は人体赤外線センサー回路が入った箱です。
水槽を人が覗き込んだ時にLED水中照明が消えていれば点灯させるようにしようと作りました。
これは秋月電子さんでキットとして販売されている回路ですが、感知してから7分くらいリレーが動作するようにコンデンサー容量を変更しています。
メダカと金魚を分けるネットを差し込むレールも作り、目地や木の部分に防水塗料を塗ったところです。
紫の部分はLEDが入る透明のプラスチックケースに塗料が付かないようにマスキングしているところです。
配管も進めています。
これは苔付きの石を川で拾ってきたので、いつか亀も飼うかもしれないので、その苔付きの石を浮島として使い、その石の中央に穴をあけ、そこから苔に時々水を与えようと思い作った散水ノズルです。
上が市販のホースニップル。
下がそのホースニップルに内ネジ加工をし、外側を旋盤加工し、周りに1mmの穴を12個あけて作った物です。
右の沈みプラグでフタをして完成。
このノズルから出す水のポンプは、手元にあった車のウインドーウォッシャー液を出すのに使われるポンプを使いました。
飾りの行灯製作です。
メダカスペースにはポンプ室と電気室の上の部分が浅瀬になります。
水深4cmほどで、夜は水中照明の光が届きませんので、この部分を上から照らす行灯を設置しようと考えました。
鉄のアングルを溶接してフレームを作りました。
吊す部分は真鍮の丸棒を曲げて、端面にタップ加工しました。
周りに貼るのは障子紙模様のアクリル板にカッティングシートで模様や文字を入れました。
これなら雨で濡れても大丈夫です。(完成写真参照して下さい。)
行灯の中に入れるLEDはオリジナルのロウソク回路です。
LEDで炎の揺らめきを再現しています。(動画参照して下さい。)
水槽の鴨居?の部分にうちの会社名をCNC彫刻で彫りました。
屋根の下に長い引き出しをつけておきました。
これでエサや飼育道具がスッキリ収納できます。
雨が入らないように引き出し部分の屋根の下には塩ビ板を貼っています。
塗装はオイルステインのオークで、仕上げにウレタンフラットを3回くらい塗って仕上げました。
水槽内側はコンクリートを打つのでエキスパンドメタルを貼り付けています。
ポンプ室の様子。
フィルター掃除の時など水がかかるので、底の部分には塩ビ板を貼っています。
水槽を設置する場所がちょうど溝の上なので、ドレンコックをひねるだけで水槽の水を捨てられ、水交換の時に便利です。
滝も作りました。木で土台を作り、防水塗装をして、その上に石とコンクリートに黒の色粉を混ぜたもので作っていきました。
塩ビパイプからチューブに8分岐させ、滝のあちこちから水が流れ出るようにしました。
水槽内側には石とコンクリートを打って仕上げています。
電気回路です。
いろいろ機能を盛り込みました。
右下がDC12V電源。色々な回路や照明に使います。
24時間タイマーはサブポンプで苔石に散水する為のものです。
その上のタイマーは、光センサーで暗くなって点灯する照明を何時間点灯させておくか設定するものです。
左側は、上からサブポンプの電源で出力を可変でき水の勢いを調節できます。
その下は行灯の電源基板。
その下は漏電ブレーカー。
その他小さい基板がいくつかありますが、これが面白いもので、暗くなったら鈴虫が鳴いたり、コオロギが鳴いたりするようにしました。
水槽の見えない所のあちこちにスピーカーを付け、かすかに聞こえるようにしています。
そして昼間は風鈴や小鳥の鳴き声がしたりするようにしています。
動画で確かめて下さい。耳を澄ませば聞こえるかもしれませんよ。
完成し、滝も苔やシダ植物などで飾るといい雰囲気になりました。
苔付きの石に散水しているところ。
メダカの浅瀬部分には砂を敷いて、流木や苔付き石、竹の柵、草など置いてます。
ビオトープですね♪
水槽正面のガラス窓から見た様子。
右下のデカイ金魚が♀の「大ちゃん」です。
うちの従業員が4年前に金魚すくいで獲ってきたものだそうです。
夜は水中LEDと行灯でなかなかいい雰囲気です。
水中のLEDの上を魚が横切ると、背面の竹スクリーンに魚の影が泳ぎます。
また終業時は野良猫やカラスに襲われないよう、作ったネットを設置しておきます。
屋根は丈夫なので上には植木鉢が置けます。
植木にはLEDの蛍もちりばめてみました。
照明は数時間で自動で消灯します。

動画

自作 和風水槽 アクアリウム Aquarium


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