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ものづくり文化展

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フルメタル立体機動装置

製作者の情報

製作者 らってん技研様
Webページ らってん技術研究室

使用している製品・部品

製作者のコメント

人気アニメ「進撃の巨人」に登場する「立体機動装置」の剣を技術的に可能な限り忠実に再現しました。材料、機構、サイズ、形、表面処理、重さに至るまで忠実にアニメ中のものを観察・考察し、再現を試みました。

本体はKitMill BT200によるアルミ削り出しで、持つとひんやりとした金属の冷たさとずっしりとした重量感が伝わってきます。ブレードは1.5mm厚のステンレス板を使用しており、剣全体の重量はおよそ800g。スイッチングやコックレバーの動作、レバー操作によるブレードの着脱など、全ての動きを再現し、中に電子スイッチを仕込むことで外部への信号の出力が可能になっています。立体機動装置の本体は別途開発中です。本体完成後はこの剣のスイッチからの信号でガスが噴射されたり、アンカーワイヤーが発射されるなどのアクションを制御できるようになります。

写真

形状はアニメを何十回も見返し、見えない部分は機能から予想しながらスケッチし、トレースできる部分はトレースしてCADでモデリングしました。
表面はアニメでは光沢がないため、サンドブラスト加工による仕上げがなされていると予想されますが、個人的に光沢仕上げのほうが映えるため、気に入っています。
動画では大根を一刀両断するシーンがありますが、ブレードに刃はついておらず、ただの板になっています。
大きさはサンプルを多数つくり、一番握りやすいサイズにしています。
2箇所のキャップスクリューを外すと、このように2枚に分けることができます。片側にすべての機構が詰まっています。当初は両面の裏側に機構が入る溝を入れていたのですが、ピッタリ位置を合わせるのが困難だったため、溝は片面のみにし、出っ張る部分だけを厚くしています。
バネは6本、部品は12個入っています。スイッチ操作や、ハンマー操作などの動きはすべて内部の機構で再現されています。アニメで登場する「立体機動装置」の本体を制御するためのスイッチ操作ができるよう、電気スイッチが3つ埋め込まれており、LANケーブルに配線してあります。
ブレードの根本の形状も原作通りになっています。持ち手内部の出っ張りがこのブレードの根本の溝にはまることでブレードをしっかりと持ちてに固定することが出来ます。また、持ち手のレバーを引くことで容易にブレードを外すこともできます。
製作者の一番のこだわりポイントが「グリップ」です。この写真のものは上質な黒檀からKitMill BT200で削りだしています。CADでモデルを作るのに非常に時間がかかりました。凹凸の四角錐の山は曲面上に一山ずつ微妙に角度を変えながら造形されています。
切削時は直径1mmのボールエンドミルを使用し、4つで4日間ほどかけて切削すると、完璧に近いきれいなものが作れました。
持ち手を切削した時の写真です。12mm厚のアルミ板(A5052)から2mmのロングネックエンドミルで削りだしています。
裏側です。表面の切削が終了後、材料を裏返して裏面も切削します。裏返した時に位置がずれないようにするのに苦労しました。
部品はすべてアルミ板からの削り出しです。すべての部品を切削するのに1週間ほどかかります。
材料の裏面・表面を続けて切削するための専用の切削台です。切削台の材料をCNCフライスに固定してから切削させ、そのまま切削台を使用することで、XY方向にまったくズレがないようにしてようやく十分な精度で切削できるようになりました。
切削が終了したときの写真です。切削は基本的にドライで行っています。
切削が終了したものは切削痕が残っているため、サンドブラスト処理で取り除きます。アルミナ系の砂を3種類、最後にガラスビーズで仕上げます。光沢仕上げにするばあいはこの後に研磨バフで仕上げます。
剣の持ち手内部の電気スイッチの信号を表示するための表示板をMaker Faire Tokyo2014のために制作しました。スイッチ操作のコンビネーションによって出力が異なるため、条件付けのためにリレーやディレイタイマーなどを使用しています。
コスプレイベントなどで大人数で使用するため、MDF材で同じものを制作しました。同じモデルを、切削速度を速くして切削しました。
MDF材製のものの切削の様子
MDF材製のものはスプレーで塗装を施します。短時間で多数制作できるため、文化祭やイベントなどで多用しました。

動画

立体機動装置をフルメタル化してみた【剣編】


高橋 慎治様の作品 < 応募作品一覧:2014年 > ゆるゆる フーワ工房様の作品